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大都市と統計で比較 データが語る「若い川崎」 「カワサキをカイセキ!」川崎市が発行

タウンニュース

A4判25ページ

政令指定都市や東京都区部の21の自治体の基礎的な統計資料をまとめた「令和4年版大都市比較統計年表」の刊行に伴い市は7月31日、年表のデータから川崎市の特徴をランキング形式でまとめた「大都市データランキングカワサキをカイセキ!」=写真=をリリースした。市のウェブサイトに掲載するほか、各区役所、かわさき情報プラザ(川崎市役所本庁舎復元棟2階)などで配布する。

最新の「カワサキをカイセキ!」によれば、まず「人口」の面から見た川崎は、「若さ」や「活発さ」を印象づける。平均年齢が43・7歳と最も若い一方で、65歳以上の人口割合が20・2%で一番低い。

15歳以上の人口に占める労働力人口(労働力率)は東京都区部に次ぐ2位で、完全失業率は3・3%と最も低かった。自然増加数が福岡市に次いで高く、出生率は3位。婚姻率も東京都区部に次ぐ2位だった。

市域面積は最小

「土地」の側面では、市域面積が約144平方キロメートルで最も狭く、最も広い浜松市の10分の1以下。一方で、市域面積1平方キロメートルあたりの都市公園の数が8・3カ所で最多だった。

「経済・財政」面でみると、一人当たりの市民税額が12万9089円で東京都区部に次いで高く、自治体の財政力を示す財政力指数も2位だった。

「家計」の面では、勤労者世帯1世帯あたりの消費支出に占める費目のうち、「食料」が大阪市に次ぐ2位とエンゲル係数が高く、「外食」では東京都区部を抑えてトップだった。

「警察・消防」の観点では、人口千人当たりの刑法犯認知件数が熊本市、横浜市についで3番目の低さ。「治安が悪い」とのイメージを覆す結果だった。

「生活」面でユニークなのが市長(都知事)選挙の投票率。2021年11月の川崎市長選の57・66%が最も高く、最下位となった22年11月の熊本市長選の約2倍だった。

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