ラミ・マレック『アマチュア』中井和哉、坂本真綾、玄田哲章、恒松あゆみら声優決定 ─ 吹替版予告が公開
『ボヘミアン・ラプソディ』でを受賞したラミ・マレック主演のスパイ映画『アマチュア』の日本語吹替版にて、中井和哉、坂本真綾、玄田哲章、恒松あゆみらの出演が決定した。吹替版予告も届けられている。
愛妻家な内気のCIA分析官チャーリーがある日テロリストに妻を殺害されたことをきっかけに、仲間0・戦闘経験0の人を殺せないアマチュアスパイとして予測不能な復讐劇を繰り広げるノンストップ・スパイサスペンス。
主人公チャーリーの吹替を担当するのは「ONE PIECE」のゾロ役で知られ、などでもラミの吹替を担当してきた中井和哉。チャーリーの最愛の妻であるサラ役を「鬼滅の刃」の珠世役や「スター・ウォーズ」シリーズのパドメ役などで知られる坂本真綾、ローレンス・フィッシュバーン演じるCIA の教官でチャーリーの特殊訓練を引き受けるヘンダーソン役を、『マトリックス』などでも同俳優の声を担当してきた玄田哲章、チャーリーの復讐を手伝う謎に包まれた情報提供者・インクワライン役を、『機動戦士ガンダム 00』のマリナ・イスマイール役で知られる恒松あゆみが務める。
そのほか、チャーリーの同僚でCIA諜報員のザ・ベア役に咲野俊介、CIA本部の幹部でテロの真相をひた隠しにするムーア役に楠見尚己、CIA長官のオブライエン役に山像かおり、チャーリーの動きを追うCIA職員のケイレブ役に竹田雅則、サラを殺害したテロリスト集団のトップ、シラー役に村治学、テロリストのエリッシュ役、ブラジッチ役、フランク役にそれぞれ森宮隆、前堂友昭、木村香央里、チャーリーを追うCIAのパーク役に伊瀬茉莉也、チャーリーの動向の手がかりを見つけるCIA職員役に石毛翔弥など、アマチュアスパイの無謀で予測不可能な復讐劇に“ベテラン”声優陣が大集結した。
中井和哉 コメント
「ラミ・マレックって何者なんでしょう?何度か彼の吹き替えを担当させていただきましたが、今回は纏っているオーラが全く違います。妻との穏やかな日々を大切にしている地味な男にしか見えません。大胆な言動をすると心配になります。『復讐』というミッションがあまりにも似つかわしくなくて、でも強い思いと明晰な頭脳が魅力的で。また新たなラミ・マレックをぜひ楽しんでいただきたいと思います。」
玄田哲章 コメント
「この作品は“スパイアクション・サスペンス”なんですが、設定が実に新しいというか、変わっているというか、CIAの分析官で、そもそもスパイじゃない男の復讐物語。その地味~な男チャーリーを特殊スパイに鍛えあげるのが私の役ヘンダーソンです。数か国を舞台に予測不能なアクションがくりひろげられるスケールの大きな作品ですので、ぜひ劇場で興奮して下さい!そして、何もおこらない日常こそがベストであるということを。」
坂本真綾 コメント
「サラの表情はチャーリーのすべてを包み込むような慈愛に満ちていて、二人の間に流れる平和な空気が心地よくて、本当に素敵な夫婦関係なんだなと思いました。そんな穏やかな日常をある日突然理不尽に奪われることがあるという恐怖と、そのとき自分ならどんなふうに受け止めるかを想像したりもしました。個人的には、ラミ・マレックの独特の存在感に魅入ってしまって、物語の最初から最後まで緊張と興奮で目が離せなかったです。」
恒松あゆみ コメント
「インクワラインは、はじめは掴みどころがなく、淡々としたキャラクターだと思っていました。でもその心の内には深い悲しみを抱えていました。彼女は自身とチャーリーを重ねていたのだと思います。当たり前の日常が突如奪われる恐怖。張り詰めた緊迫感。まったく予想できない展開。気が付くと息をするのを忘れてしまうほど、のめりこんで物語を追っていました。これまでにない新たなスパイ映画を、是非劇場で。」
『アマチュア』は2025年4月11日、日本公開。