志津城創建400年記念!絵本『志津次郎ともののけ』で伝える地元の歴史【佐倉市】
「シヅミナ」の愛称で親しまれている志津駅南口商店会。「シヅのミンナでシヅのミナミをもっと笑顔であふれさせたい」と地域活性化のために取り組んでいます。
地元の神社を中心にふるさとづくり
京成線志津駅南口の上志津地域は、かつて志津城があった町。
志津駅南口商店会では、2026年の志津城創建400年に向け、さまざまな記念事業を展開しています。
商店会はもともと、東日本大震災をきっかけに「ふるさとづくりをしなくてはならない。ここにしかない価値を創ろう」と、2012年に「上志津八幡神社」と「天御中主(あまのみなかぬし)神社」を佐倉市の市民文化資産に登録。
志津の新しい地域資源とし、初詣には約2500人の参拝客が訪れるように。
記念事業では、両神社を含めた探訪マップ「志津城下南参道」を制作し、町歩きや商店巡りを促進。
また歴史&山城ナビゲーターの山城ガールむつみさんの協力により、志津城の御城印を発行したり、歴史探索ツアーを開催したりと、積極的に町おこしをしています。
志津の知られざる歴史を絵本で伝える
昨年2月には、「志津城にまつわる歴史を子どもたちに知ってもらい地域に目を向けてもらおう」と、臼井・志津城の城主であった「志津次郎」の実話に基づいた絵本『志津次郎ともののけ』を発行。
市内の小中学校や図書館などに1000部配布し、志津が「絵本の物語・侍の歴史のあるまち」として地域住民に親しみや誇りをもってもらう一助となっています。
観光客に向けても情報発信していく
商店会では今後、絵本に沿ったコースを巡る聖地巡礼や、紙芝居の作成も企画中。
また2028年に計画されている成田空港の機能強化を見据え、「外国人観光客にも志津の歴史や魅力に触れてもらいたい」と、ご当地サイダーや甘酒、ピーナツや抹茶のモナカアイスなどを開発、販売しています。
ますます魅力を増していく志津の町。
歴史を感じながら散策してみませんか。
※問い合わせ
メール/shizueki.minami@gmail.com
志津駅南口商店会事務局 高木
志津城下南参道ホームページ/https://shizu-map.jp/
※上志津探訪マップと絵本はこちらから