風呂釜洗浄剤「ジャバ」の“意外と知らない”3つの常識
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。浴槽の配管掃除といえば「ジャバ」が便利。湯船に浸かる冬に便利な洗剤です。今回は、そんな「ジャバ」の意外と知らない3つの豆知識をご紹介します。もしかすると、まだ知らない常識があるかもしれません。
1.洗浄したあとすぐでお風呂に入れる
ジャバを使ったあと、すぐにお湯張りをすることに抵抗がある方もいるでしょう。しかし、実際のところ問題なし! ジャバで風呂釜を洗浄した日も、いつも通りお風呂に入れます。
説明書どおりに洗浄とすすぎを行えば、薬剤が残る心配はほとんどありません。すすぎが甘いのはNGですが、しっかり流しておけばすぐにお湯を入れても大丈夫です。
掃除してすぐ湯船に浸かれるのも、ジャバならではのメリットです。
2.古いジャバでも使える
いつ買ったか覚えていないジャバが見つかっても、捨てるのはちょっと待って! 基本的には、粉が黄色く変色している、固まるなどの異常がなければ問題なく使えます。湿気を吸ってしまうとダマになりやすいので、そのときは無理せず処分したほうが安心です。
もちろん、購入後はできるだけ早く使うのが一番。もし古いジャバがある場合は、開封して見た目に変化がなければ、風呂釜のお手入れに使いましょう。
3.多くのエコキュートでも使える
すべてではありませんが、多くのエコキュートでも使える点も、ジャバの使い勝手がいいところ。追い炊き機能さえあれば、エコキュートでもジャバで洗浄できます。
ただし、エコキュートは機種によって洗浄方法が異なるため、取扱説明書の“風呂配管の洗浄”の項目を必ずチェックしましょう。ジャバ自体も、一つ穴タイプ・二つ穴タイプなどの種類がありますので、洗浄剤の買い間違いにはご注意を。
月1回のジャバで気持ちいいバスタイムを
お風呂に使う頻度が増えるこれからの時期は、月1回程度の風呂釜洗浄が大事です。ジャバなら、洗浄したその日からでもお湯張りができますので、ぜひ正しい使い方を確認のうえお手入れしてくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア