【おいちゃんうどん】由布市庄内町のおおつる交流センターにオープン!
みなさん、"うどん"はお好きですか?
今回は2024年7月3日に本格オープンした『おいちゃんうどん』をご紹介します!
場所
『おいちゃんうどん』は由布市庄内町の「おおつる交流センター」1階で、第1・第2・第3水曜日に営業を行なっています。
「おおつる交流センター」は、庄内町から県道52号を北上し、別府市が近づくあたりの旧大津留小学校を再利用した建物です。
営業日には、入口に『おいちゃんうどん』の看板が出ています。
『おいちゃんうどん』とは?
『おいちゃんうどん』を始めたのは、看板の似顔絵に描かれた「大津留まちづくり協議会」の会長・安部さん、副会長・井元さん、幸野さん、江戸さんの4人。
高齢化で担い手のいなくなった大津留地区の畑で小麦を作り、その小麦を使って"うどん"を打ち、地域の消防で賄いとして出したこと。
また、「おおつる交流センター」で開催される"おおつるマーケット"で販売したのが始まりです。
現在、「おおつる交流センター」には『おいちゃんうどん』と書かれたオレンジの旗が置かれています。
実はこちらの力強く達筆な文字、日本を代表する俳優の一人・中尾彬さんが書いてくださったものなんだそうです。
「おおつる交流センター」には、中尾彬さん、池波志乃さん夫妻の写真と色紙も飾られていました!
メニューと注文方法
まず「おおつる交流センター」入口すぐの場所にある「おおつるカフェ」で食券を購入します。
うどんのメニューは1種類。温かいものと冷たいものが選べます。
『おいちゃんうどん』では、大津留地区で採れる旬のものを中心に、美味しいうどんが月替わりで考案されています。
私が伺った"7月のうどん"は「大葉とり天ぶっかけうどん(税込600円 / 大盛り+100円)」でした。
また、うどんにカボスを入れるかどうかも選択できます。
先に精算を済ませ、笑顔の素敵な「大津留まちづくり協議会」のスタッフさんから食券を受け取りましょう。
食券を受け取ったら「おおつるカフェ」を出て、廊下を奥に進みます。
突き当たりの扉が『おいちゃんうどん』の入口です。
食堂の中は、旧大津留小学校の教室を活かした懐かしい空間になっています。
カウンターでスタッフの方に食券を渡し、好きな席に座ってください。
また、お冷はセルフになっています。
黒板や校庭を眺めながら待つ時間も、とても贅沢に感じますね。
しみじみ美味しい!「大葉とり天ぶっかけうどん」
今回いただいた「大葉とり天ぶっかけうどん(温)カボス入」。
大津留地区で育てられた「彩米おにぎり(2個150円)」も「おおつるカフェ」で食券を購入できます!
うどんの上には鶏もも肉を大葉に包んで揚げた「大葉とり天」がデデンと2つも乗っています。
また、薬味として鰹節とネギ、大根おろし、大葉が添えられていました。
うどんはコシがあり、大津留地区で育った小麦の豊かな風味を感じます。
鰹と椎茸、昆布の出汁と一緒に食べると、優しくて、どこか懐かしい美味しさ。
夢中で食べ進めていると、昔、祖父母が手打ちで作ったうどんの味の記憶が蘇ってきました。
初めて食べたにも関わらず郷愁を誘ううどんは、是非老若男女みなさんに食べていただきたい一品です。
テーブルには大津留地区にて無農薬で作られた辛〜い「とうがらし」もあるので、ぜひ使ってみてくださいね。
大津留地区で採れた旬のものを中心使ったうどんを出す『おいちゃんうどん』。
みなさんも、大津留地区の方々が楽しみながらカフェや様々な催しを行なっている「おおつる交流センター」で、美味しく懐かしいうどんをご賞味あれ!