生誕120年記念 加東市出身の詩人「坂本遼」の足跡をたどる企画展 姫路市
姫路文学館(姫路市)で12月7日より企画展「生誕120年記念 詩人 坂本遼展」が開催されます。2025年3月30日まで。
坂本遼は兵庫県加東市生まれの詩人で、方言詩で新たな地平を開きました。母の愛情に育まれた故郷への思いが詩のテーマとなり、詩集『たんぽぽ』で注目を浴びました。戦後、児童詩誌「きりん」の作文指導を通じて再び詩作に目覚めました。
坂本遼生誕120年を記念し、坂本家ご遺族と加東市教育委員会の協力により、未公開資料の調査が行われました。本展では、ほとんど自身を語ることのなかった坂本遼の足跡を辿り、彼が追い求めた「詩」の在り処を探ります。
関連イベントとして、12月15日と2025年2月9日に担当学芸員による「展示解説会」を開催します。各回50名の定員で、参加は無料、当日先着順となります。また、2025年2月24日には、劇団プロデュース・Fの一谷 円さんを迎え、朗読会「たんぽぽの詩人 坂本遼の詩を味わう」を実施します。定員は100名で、当日先着順、観覧券の半券が必要です。
<記者のひとこと>
坂本遼の詩は、故郷への深い愛情と方言が織りなす世界観が魅力です。今回の企画展では、未公開資料を通じて彼の足跡を辿ります。解説会や朗読会もお見逃しなく!
開催期間
2024年12月7日(土)~2025年3月30日(日)
場所
姫路文学館
(姫路市山野井町84)
時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
毎週月曜日
2024年12月25日(木)~2025年1月5日(日)、14日(火)、2月12日(水)、25日(火)、3月21日(金)
※1月13日(月)、2月24日(月)は開館
観覧料
一般 450円、大学・高校生 300円、中・小学生 150円