モルックJ(ジャパン)オープン 厚木で公式大会 市民枠で「はやしモルック会」
フィンランド発祥のニュースポーツ・モルックの公式大会「第3回モルックジャパンオープン」が5月31日(土)と6月1日(日)、厚木市荻野運動公園で開催される。全国から最大320チームが出場する大規模な大会で、厚木市民枠として「はやしモルック会」が出場する。
モルックは、地面に立てられた複数の木製ピンに木の棒を投げて倒して、その点数を競うスポーツ。国内の競技人口は100万人ともいわれ、厚木市でも昨年度から厚木市民体育祭の競技に取り入れられている。
ジャパンオープンは一般社団法人日本モルック協会が主催する全国規模の大会。市制70周年事業として厚木市での開催が決まり、市内ではモルック熱も高まっている。市民枠を決める「モルック厚木カップ」(厚木モルック連盟)が今年1月から3回開かれ、「はやしモルック会」(村上智史さん、財前義史さん、古田学さん、山口勇人さん)が代表に選ばれた。
チームは林連合自治会青年部の仲間で、市民体育祭に向けて練習を始めたのをきっかけに、半年前に結成されたという。
メンバーの古田さん(53)は「ゲームそのものが面白くていつの間にかハマった」と話し、今では毎週土日に林中央公園でメンバーと練習を重ねている。チーム最年長で3年前にモルックを始めた村上さん(57)は「楽しみながら勝つことができれば。せっかく代表になれたので、恥ずかしくない試合をしたい」と意気込んだ。