西神中央駅にNEWスポット『花時計』誕生!華やかに彩るBE KOBE 神戸市
神戸市で『花時計』といえば、中央区の東遊園地を連想する人が多いと思いますが、実はもう1つあることをご存知ですか?花時計があるのは、「リノベーション・神戸~西神中央活性化プラン~」の一環として2025年5月24日にリニューアルされた『西神中央駅前広場』。元西区民の筆者、気になってさっそく見に行って来ました。
西神中央駅を出て西側に進むとバスロータリーやタクシー乗り場がある『駅前広場』へと出てきました。ここも再開発によって明るく開放的になった印象を受けます。おや!もしや花時計はあれかな?
ありました!『花時計』です。赤、白、ピンクの花たちに彩られ美しく、明るい雰囲気。そして近づくと想像以上に大きい!時計の直径は2メートルあるそうです。そして隣には何かが描かれていますよ‥。
描かれていたのは「BE KOBE」!文字の周りを彩る赤色のベゴニアは西区で栽培されたもの。また花時計の花壇には同じく西区産の芝桜やジニアも使われています。
BE KOBEといえば、メリケンパークのスタイリッシュなオブジェが有名ですが、可憐な花で飾られたこちらは優しい雰囲気で、ファミリー層が暮らすベットタウン、のどかな田園風景や豊かな自然が共存する西区にぴったりな気がして心がほっこりなごみます。
再整備計画時のアンケートで、当時の高塚高校の生徒さんから「駅前に時計やシンボルが欲しい」といった声を受けたこと、西区が高品質な花の生産地という特徴を持つこと。それらを掛け合わせ『花時計』が誕生したそうです。市民の想いや西区の魅力がたっぷり詰まっていて、まさにシンボルにふさわしい!
花時計の目の前はベンチになっていて、花に囲まれて一休み。そんな癒しの時間も作ってくれそう♪ベンチの座面に使用されている木材は、整備前のロータリー内に植樹されていたクスノキを加工したもの。これから西区のシンボルとして時を刻む花時計には、今までの歩みもしっかりと刻まれているのかと思うとロマンチックな気がします。
自然と人が集まりそうな明るい雰囲気に、今後は市民の憩いの場として親しまれる予感。目の前はバスの停留所ということもあり、出発を待つ間の癒し、待ち合わせ場所など大活躍してくれそう。年4回ほど植え替えも予定しているそうで、「次のデザインは何かな?」と想像するのも楽しい♪
現在実施中のバスロータリーの上屋改修も令和8年度に完了し、これをもって駅西側広場・ロータリーのリニューアルが完了するそうです!
近くには商業施設や西図書館が併設された『なでしこ芸術文化センター』もあり、家族と一緒に過ごすのにぴったりのエリア。お散歩がてら、西区の新たなシンボルに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
場所
西神中央駅前広場
(神戸市西区糀台5丁目)