人命救助で中消防署から感謝状 ボートピア横浜で4人が連携
中消防署(田邊栄久署長)は10月10日、中区のボートピア横浜で人命救助を行ったとして、(株)モーターボートヨコハマの関口淳二さんと久保山和明さん、公安警備保障(株)=南区=の島田智博さんと田中康次郎さんの4人に感謝状を贈った。
8月13日、ボートピア内で心肺停止の状態で倒れている80代男性を島田さんが発見。かけつけた3人で救急隊が来るまでの間、AEDや胸骨圧迫を行った。その後男性の心拍が再開し、回復。現在病院を退院している。
4人は定期的にAEDの使い方などの救命研修を受けていたといい「命を救えてよかった。これからも日頃の研修を大切にしていきたい」と話した。田邊署長は「適切な救命活動のおかげ」と感謝し、「AEDを使うのは怖いと躊躇することもあると思うが、身近な人が倒れた時のために今後も研修を継続し活用してほしい」と話した。