葉山町 災害時、物資安定供給に期待 佐川急便と協定
葉山町は大規模災害時の食料や生活必需品などの物資の安定供給を目的に2月21日、佐川急便と「災害時における支援物資の受入及び配送等に関する協定」を締結した。
同社は避難所への支援物資の配送、被災者の物資ニーズの情報収集、荷役作業の人員・機材の提供と実施、支援物資の受入や配送等に関しての助言を行う要員の派遣などを行う。
山梨崇仁町長は「町は平らな場所が少なく、トンネルも多いことから万が一の時、孤立する心配がある。また支援物資がきてもストックする場所がないという不安もあるなかで、佐川急便に力添えしてもらえるのはありがたい」を感謝を伝えた。
一方、佐川急便の小平英昭神奈川支店長は「過去の重大な災害時においても支援物資を通じた支援活動を行ってきた。今後もこの経験を生かし、今回の協定を機に、万一の際には葉山町民の力になれるよう、地域社会に貢献できる企業として努力していく」と決意を述べた。