2年ぶりに優勝旗奪還 相模原北署 射撃大会で
神奈川県警察拳銃射撃競技大会が4月18日、県警察射撃場で開催され、相模原北警察署が2年ぶりに優勝に輝いた。
警察官の実践的な射撃訓練の成果を確認し、射撃技能の向上を図ることを目的に開催されている同大会。北署は県内54署を規模で3つに分けたうちのB組に出場した。競技は3つの条件で10〜15メートル離れた的を狙い一人が15発ずつ射撃し、その合計点を競う。
同署は予選を1位で通過。3署で行われる決勝では、最後の一人を残して2署が同点という均衡した展開に。最後の松原沙緒理巡査部長が満点を出し点差を広げ、優勝旗奪還に成功した。
大会に初めて出場した小池稀也巡査は「緊張もあったが、1点でも多く取らなきゃいけないという気持ちの中で優勝できたのでうれしい」、堤内俊之介警部補は「北署では初の出場だったが、若手とベテラン署員が出場し、チームワーク良くできたのが結果につながった」と優勝を喜ぶ。また、補員として大会に参加した星野健太郎巡査部長は「一緒に練習を重ねたメンバーの努力を見てきたので、それが報われてすばらしい結果になったので良かった」と振り返った。
昨年に続き出場した松原巡査部長は「選手が力を発揮することができた。訓練の時間を考慮してくれた署員の支えもあった。署員みんなで取った優勝だと思う」と話す。山口富司署長は「拳銃は市民、同僚、自分を守るためのもの。今回の優勝を励みに地域の治安を守っていきたい」と気を引き締めた。