古民家カフェで「みたらし氷」など和スイーツに舌鼓 姫路市夢前町にオープン!甘音屋のかき氷専門店「amaneya casual(あまねや カジュアル)」に行ってきました
昨年10月に閉店した「あまねや大津長松店」が、姫路市夢前町に「amaneya casual(あまねや カジュアル)」として6月18日に移転オープン!
和にとらわれない自由な発想で作り上げる“創作和菓子”で人気の「甘音屋」による、夏季限定のかき氷屋さんです。実際に行ってきたのでレポートします!
今回の舞台となるのは自然豊かな夢前町杉之内に江戸時代から続く「旧清瀬一郎邸」。山あいの集落にあり、20年以上空き家だったこの場所を約2年かけてリノベーション。柱や梁はそのまま残すなど日本建築の良さを最大限に活かした空間です。
以前の店舗は敷居が高いというイメージがあったことから、新店は店名通り「老若男女問わずカジュアルに利用できる店」をコンセプトにつくられました。オーナーさんは「古民家の雰囲気を楽しみながらかき氷を味わい、清瀬一郎さんを知ってもらえる機会になれば」と話されていましたよ。
それでは早速、一番人気の「みたらし氷」を実食!甘音屋の看板商品「冷やしみたらし」をきめ細やかな「粉雪氷」で再現した、和菓子屋ならではのかき氷です。
粉雪氷は一般的なかき氷よりも温度の低い-20℃の特製氷を削っているため溶けにくく、サラサラとした食感。
口の中でサラッとした氷がじんわり溶けて、とろりとしたタレ・もちもち団子と一体に。しっかりとコクがありながらも濃すぎず後味すっきりの特製タレで、ぺろりと食べられてしまいます。冷たくても硬くならないもっちもちの団子に感動!
そしてもう一つ、グレードアップしたという「果里クリーム」もいただきました。「疲れた時にこの甘さが染みるんです…」とオーナー自身もよく食べるほどの自信作!
口どけの良いバニラアイスに、波照間産黒糖を使用した黒糖かりんとう「果里」を砕いたもの、香ばしい香りが特徴の「黒須きな粉」をトッピング。仕上げにかける別添えの蜜は、このかりんとうをコーティングしている蜜なんだとか!
一見メインはバニラアイスのように思えますが、味の主役はかりんとう!重厚感のある甘味・食感のかりんとうがバニラアイスに包まれることでまろやかな甘味になる極上の和スイーツです。
メニュー表はこちら。粉雪氷のほか、液体を瞬間冷却させながら1mm以下の糸状に削ることで口あたりなめらかな食感の「絹糸氷」もラインナップ。
旧店では数量限定で提供されていた抹茶味の絹糸氷「薄乃糸」もレギュラーメニューとして登場していますよ。
人気和菓子屋による新店舗ということで注目度も高く、土日は常に満席、平日も開店前から車で待つ人がいるほど人気となっています。(事前予約ができないので“入れたらラッキー”という心づもりでいた方がいいかもしれません…!)平日のオープンすぐと15時~16時半のラストオーダー前の時間が狙い目だそうですよ。
期間
2024年6月18日(火)~9月末
※あくまで予定なので、詳細は公式インスタグラムを確認してください
店舗
amaneya casual suginouchi café 旧清瀬一郎邸
(姫路市夢前町杉之内260)
営業時間
12:00~17:00(L.O.16:30)
定休日
火曜日
TEL
079-280-6602
※予約不可
駐車場
10台あり
※駐車場外での待機は近所迷惑になるのでお控えください