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川崎北部少年少女発明クラブ 自作ロケット 飛距離競う

タウンニュース

空気圧を利用してロケットを飛ばす参加者

「川崎北部少年少女発明クラブ」(会長・永井一清明治大学理工学部教授)の「ペットボトル水ロケット飛翔コンテスト」が8月2日、県立向の岡工業高校(多摩区堰)で開催された。工作や科学実験を通して創造力などを養う活動を行っている同クラブの恒例行事で40人超が参加した。

参加者は1・5リットルペットボトルの空容器を組み合わせてロケットを製作。そこに300ccほどの水を入れ、空気圧を利用して校庭で打ち上げ、飛距離を競い合った。

港北区から参加した三井太智さん(小3)と優奈さん(小1)の兄妹は「思っていたよりも遠くへ飛んだ」「シールを貼って可愛くした」と話し、多摩区在住の末光晴多さん(小1)は「どれぐらい飛ぶのかわからなくて、楽しみだった。羽(尾翼)を付けるのが難しかった」と感想を述べた。技術指導員の小田秀則さん(59)は「身近にあるペットボトルを使い工夫することで楽しいものが作れる。理論に基づいて物事を進めれば素晴らしい結果を残すことができると分かってもらえた」と話していた。

コンテストの上位者は以下(敬称略)。▽1位/久保田和香(横浜市立恩田小3年)124・749m、▽2位/中野未徠(東京都市大学付属中1年)124・570m▽3位/井澤晴太(中野島小5年)108・693m▽4位/高橋結奈(三田国際学園中2年)106・518m▽5位/小林勇翔(中野島小4年)103・315m

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