本高砂屋 元町本店で発見!ここでしか食べられない「きんつばアフォガード」 神戸市
「髙砂きんつば」やおはぎなどの和菓子はもちろん、「エコルセ」や「マンデルチーゲル」といった洋菓子でも有名な『本高砂屋』。そんな本高砂屋の本店でしか食べられない喫茶メニューを求めて、神戸元町商店街にある神戸元町本店(神戸市中央区)を訪ねました。
限定スイーツは本店併設のカフェ『喫茶エコルセ』で食べることができます。
まずはこちら、マグカップにたっぷり入った「きんつばソフト」に熱々のコーヒーをかけていただく「きんつばアフォガード」。喫茶が併設された2009年から続く人気メニューです。
まずはソフトクリーム部分をいただきます。きんつばに使われているものと同じ「あんこ」をすりつぶしたものが練り込まれており、ほんのりと香る小豆の風味と優しい甘さが魅力。口当たりも滑らかでおいしい!
コーヒーをかけるとクリームが良い具合に溶け、甘さに珈琲のほろ苦さが加わります。
底の方を掬ってみると、中にはあんこがたっぷり。ソフトクリーム+あんこ+コーヒーが口の中で混ざりあい、とろとろ甘苦いおいしさのハーモニーを奏でます。
喫茶メニューには「本高砂屋」のお菓子とドリンクを一緒に楽しめるセットメニューも多数ラインナップ。きんつば、銀つばやおはぎ、どら焼き、大福などが並びます。
筆者の一押しはなんといっても「きんつばanフィーユ」。味もクリイモ・ラムレーズン・ショコラカラメルの中から選べます。あんことクリームを挟むサックサクのパイ生地は、名店『御影 高杉』のシェフを務めていた神戸マイスター・高杉良和氏が手掛けたものだそう。なるほど、納得のおいしさです!
「きんつばanフィーユ」自体も購入できるのは、全国で元町本店、神戸阪急店、近鉄百貨店四日市店の3店舗のみ。単品では1個216円のお手頃価格で季節ごとに限定味も登場。和風洋菓子好きさんはぜひ食べてみて。
喫茶メニュー以外でもおすすめの商品を紹介してもらいました。
こちらはあの「エコルセ」がそのままミニサイズになった「プティエコルセ」。登場した瞬間、あまりのかわいさに悶絶してしまいました。
サイズ感がわかりづらいので、通常のエコルセと並べてパシャリ。それぞれの包みの色や形・味はそのまま、大きさだけがミニチュアになっていて食べやすい。何よりとってもかわいい!「薄い生地を1枚ずつ剥がしながら食べたよね~」なんて、思い出話も盛り上がります。
店頭で職人さんが一つひとつ手焼きする元祖四角「髙砂きんつば・銀つば」も、ガス火での加熱と独特の模様入りは元町本店限定なんだそう。秋は期間限定「栗」(税込227円)も登場しています。皮のもっちり感がたまらないんですよね。
本高砂屋をはじめ、老舗の洋菓子店が軒を連ねる神戸。「できたての味」や限定メニューを味わえるのも、本店ならではの贅沢な楽しみ方ですね。
場所
本高砂屋 神戸元町本店
(元町通3丁目2-11)
営業時間
10:00~19:00 ※喫茶は17:00まで
定休日
第1・第3水曜日(祝日は除く)