【2025年最新】AI(ChatGPT)を活用したプログラミング学習方法・完全ガイド
2025年最新版!生成AIを徹底活用して、プログラミング言語を効率よく学習しましょう。
今回は、登録者数10万人以上のYouTubeチャンネル「セイト先生のWeb・ITエンジニア転職ラボ」運営者であり現役のエンジニアであるセイト先生に、「ChatGPTを活用したプログラミングの学習法」を教えていただきました。
ChatGPTの基本的な使い方、命令するときのポイントなど初心者でもわかりやすく解説しております。最短でスキルアップする方法を知りたい人にもおすすめです。
はじめに
こんにちは!エンジニアでテックYouTuberの堀口セイトと申します。この記事では、AIを活用した最新のプログラミング学習法について徹底解説したいと思います。
プログラミングの学習においてAIの利用はもはやスタンダードといっても過言ではありません。私自身も学習目的で頻繁に使いますし、運営するプログラミングスクールでも受講生に対しAIの利用を推奨しています。ChatGPTの開発元であるOpenAIのCTOミラ・ムラティ氏は、学習者がChatGPTを家庭教師のように使うことを期待していると述べています。
とはいえ、『どう使ったら良いのか』『どのような用途に便利なのか』『メリットやデメリットは何なのか』と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、ChatGPTを活用したプログラミング学習のベストプラクティス(最良の方法)をご提案したいと思います!
ChatGPTの基礎仕様
ChatGPT概要
まずは、ChatGPT(https://chatgpt.com/)の、基本的な仕様から勉強します。
【ChatGPTの種類について】
ChatGPTは現在、無料版と有料版(ChatGPT Plus)の2種類があり、有料版は個人の利用であれば月額約20ドルで利用できます。 無料版でも基本的な質問回答は可能ですが、有料版は応答速度が速く、ピーク時間帯でも安定した利用が可能 になります。また、主要機能としてはコード生成・添削、文章作成、質問回答、翻訳支援など多岐に渡ります。
【ChatGPTのモデルについて】
また、ChatGPTには複数のモデルがあります。基本的には数字の高いモデルのほうがより上位の性能を誇りますが、その他モデルの種類によって得意領域が異なります。上位モデルの方が複雑なタスクやコード理解が得意ですが、 初学者向けの学習であれば返答結果にそこまでの差は生まれないので、モデルを使い分ける心配はあまりしなくてもよい でしょう。
【ChatGPTのユーザー登録について】
ChatGPTは、アカウントを作成せずとも利用できます。アカウントを作成するメリットは、過去の会話の履歴残し、その続きから再開できることや、複数のチャットルームを作成してトピックごとに部屋を変えるなど管理しやすくなることです。こうした恩恵を受けるためにもアカウントを作成しておくことをおすすめします。
画面の説明
a.チャット入力欄 … 文字入力の他、ファイルを添付や音声入力など付随する機能が様々ある。 b.タイムライン … ChatGPTとのこれまでの会話ログが表示される。 c.モデル選択 … 複数のモデルが選択できる。相談したい事柄に応じて最適なモデルを選ぶことが望ましい。 d.検索・新規チャット作成 … 検索はこれまでのログから検索することができる。新規チャット作成は新しいトピックで会話を開始する際にルームを作成できる。 e.拡張機能 … より使いやすくするための便利な拡張機能を導入できる。 f.過去のルーム … これまでのチャットのルームが一覧で表示される。Projectと呼ばれるフォルダを作って複数のチャットルームをまとめておくこともできる。
学習データの仕様
ChatGPTは大量の学習データによって高度な推論が可能になったAIですが、この学習データは頻繁に更新できるものではないため、やや情報が古いという弱点がありました。執筆時点(2025/3)では、モデルや時期にもよりますが、直近3~4年の学習データは備わっていないため、例えばフレームワークの最新バージョンについての話などについては正確な回答が得られません。
しかし、これを補完する機能として「Search the Web」があります。これを用いると、 リアルタイムでWeb検索を行い、その上で最新の情報を提供することができます 。使い方は簡単で、チャット欄にある「Search the Web」のボタンをオンにした状態で質問することで利用できます。
ChatGPTを使う際の心構え
ChatGPTの仕様がわかったところで、どんな風に使うとより良いか、利用するときの心構えについて解説させていただきます。ただわからないことを聞くのではなく、主に次の3つのことに注意して使うことでより学習効果が高まるでしょう。
自分の知識として吸収しよう
ChatGPTを利用する場合は、次の基準で考えるとよいでしょう。
学習目的での利用疑問や問題解決のヒントを得るための補助ツールとして利用コードの自動生成だけに頼らず、自分でも理解できるように努める
自身の思考プロセスを止めず、AIの力を借りてさらに深い理解を目指しましょう!
よくあるNG行動が、「ChatGPTに質問をしてそれを理解しようとせず、そのままコピペで完了してしまう、というパターンです。せっかく課題を解決しても、それを自分のスキル化しないのはもったいないです。
学習で使う場合には解決して終わり…ではなく、都度内容を把握して習得することを意識しましょう。 後述する「コードを読む・説明してもらう」の使い方と併用するのもおすすめ です。
アップデートに敏感になろう
ChatGPTをはじめとするAIツールは日々進化しています。気づいたらいつの間にか新機能や精度向上がなされている…といったことも珍しくありません。
例えばいつの間にかモデルが増えている、音声入力に対応している、スマホではカメラ機能で認識できるようになっている…などなど、ChatGPTのアップデートには毎回私も驚かされています。
OpenAIの公式ブログやSNSをチェックしたり、そうした情報をいち早く翻訳して解説している発信者をフォローしておく といいでしょう。
鵜呑みにしない
ChatGPTは便利なツールですが、その回答を無条件で信じ込むことは危険です。
AIは実際には存在しない、あるいは間違った情報をあたかも事実であるかの様な言い回しで生成してしまうことがあります。(この現象はハルシネーションと呼ばれています)
他ジャンルに比べて、プログラミングのジャンルにおいてはこの現象が発生することは比較的少ないですが、それでも起こることがあります。
またプログラミングの世界では情報のアップデートが早いので、以前はその方法でできたけど今は別の方法が用いられている…といったことはよくあります。
個人的な学習で使う分には、これによって深刻な事態を招くことは少ないでしょうが、商用利用する際には十分な注意を払ってください。
特に 重要なコードや学習内容については、公式ドキュメントや信頼できる書籍などでも確認し、自分の判断力や批判的思考を働かせることが重要 です。
主要な利用シーン4つ
いよいよChatGPTを使ってみましょう!プログラミング学習でとくに活用できるシーンを4つほどご紹介します。
コードを書く
ChatGPTの最大の利点は、コードを迅速に生成してくれることです。例えば、学習中に詰まった時や新しい言語の構文を確認したい場合、「~のコードを書いてください」と依頼すればサンプルコードが得られます。
ただし、自動生成されたコードをそのまま利用するだけでなく、必ず自分で動作確認し、ロジックを理解するように心がけましょう。
【命令するときのポイント】前提条件や期待値を含めましょう。前提条件は例えば使用する言語やフレームワーク、期待値は仕様や満たしてほしいことは必ず記載してください。自分ではそもそも技術的に可能なのかわからない場合でも、聞くとアイデアを練ってくれます。
コードを読む・説明してもらう
他人のコードを読む力はプログラミング学習に不可欠 です。複雑なコードを読んで理解に苦しむ時、「このコードは何をしているか説明してください」とChatGPTに尋ねることで分かりやすい解説を得ることができます。
理解の促進だけでなく、自分でコードを書く際の参考にもなります。また「コードを書く」で ChatGPTに生成してもらったコードの意味がわからなければ、それについても都度意味を説明してもらいましょう 。こうすることで、ChatGPTに任せっぱなしにせず自分の知識に昇華して次に進むことができます。
【命令するときのポイント】「一行ずつ説明して」「高校生向けに説明して」などと付け加えることで、より細かく、専門用語を使わず説明させることが可能です。境界線を含めることで、ChatGPTがどこまでが質問でどこからがコードか理解する手助けができます。
エラーを解決する
プログラミングの学習には常に調査が伴います。例えばエラーが出た場合、ChatGPTにエラーメッセージを入力して、一般的な解決策を提示してもらえます。
熟練のエンジニアであればエラーの読み方がわかるので、読むべきポイントとそうでないポイント、また特有の英語の言い回しも理解できますが初めのうちは困難です。
ChatGPTであれば、 エラーメッセージをそのまま貼り付けて意味を尋ねることで解決が可能 です。
【命令するときのポイント】エラーだけ書くのではなく、「◯◯の状況で、△△をしたらこのようなエラーが発生した」などというように、「前提条件・発生状況」を含めることでより制度の高い回答が期待できます。「コードを読む・説明してもらう」同様に、境界線を含めましょう。
難解な技術ドキュメントを代わりに読ませる
フレームワークやライブラリの公式サイトに記載されている説明は、初心者にとって難解な場合があります。また現役エンジニアであっても、何百ページにも及ぶ公式リファレンスなどを隅から隅まで調べるのは骨が折れます。
こういった時に便利なのが、 Deep Researchの活用 です。この機能を用いると、ChatGPTはすぐさま質問に答えるのではなく、リサーチャーのようにWeb上を回遊し、5〜30分かけて調査してからあなたの質問に回答します。
Web上の情報をリサーチするという点においてはSearch the Webにやや似ていますが、 時間をかけて調査し深いアイデアを構築するのでより高度な質問ができます 。
Deep Researchの使い方は簡単で、チャット欄にある「Deep Research」ボタンをオンにした状態で質問します。特定の言語やライブラリについての質問で、公式サイトなどリファレンスが整っているものであれば、 URLを貼ってWeb全体ではなく調査範囲を限定することで回答の精度・速度が上がります 。
例えばこの例では、Renovateというライブラリについて、ある操作が実現できる仕様になっているかどうかを、公式サイトを指定して調査してもらっています。先述の通りDeep Researchは回答までに時間がかかるので、しばらくしてから調査結果を尋ねてみたところ回答が返ってきました。
【命令するときのポイント】質問する際、URLとセットで調査範囲を指定すると精度・速度が上がります。すぐには回答は返ってこないので、その間は別のタスクを行いながら待機しましょう。返答がなければ再度尋ねてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?この記事ではChatGPTを効果的に活用してプログラミング学習を進めるためのベストプラクティスをご紹介しました。
AIをただの便利な道具としてではなく、自身のスキルアップを支えるパートナーとして活用することが大切です。質問の仕方やAIの回答の捉え方に気を配り、常にアップデート情報を意識しつつ、自分自身の思考力も育てることが重要です。
ChatGPTとの上手な付き合い方を身につけ、効率的で充実したプログラミング学習を進めてください!
プロフィール
セイト先生(堀口誠人)
現役エンジニアYouTuber。YouTubeチャンネル「セイト先生のWeb・ITエンジニア転職ラボ」運営。合同会社BugFix代表。
プログラミング講座やWeb・IT業界の情報などを幅広く発信中。
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