アウトリガーカヌー大会 逗子海岸が熱戦の舞台に 5月17・18日
逗子の海で熱き戦いが繰り広げられる。5月17日(土)・18日(日)、逗子海岸で「第4回全日本アウトリガーカヌー選手権」が開催される。主催は一般社団法人日本アウトリガーカヌー協会(JOCA/尾花充代表理事=人物風土記で紹介)。
アウトリガーカヌーとは、細長い艇体の横に「アウトリガー」と呼ばれる浮きが取り付けられたカヌーのこと。太平洋の島々で伝統的に行われてきたカヌーレースが、20世紀に入りハワイでレジャー、スポーツとして親しまれるようになった。人力のみで海を渡るその姿は、自然との一体感を感じさせ、多くの人々を魅了してきた。
同大会は、日本全国から300人以上の選手が集う国内最高峰の大会。今年はさらに、ハワイ、グアム、香港、シンガポールのチームも招待され、国際色豊かな大会となる。
競技は6人乗り、または4人乗りのカヌーによるミドル、ロングディスタンスレース。男女別、年齢別のカテゴリーに加え、男女混合のレースも予定されている。
大会初日は午前10時から5マイル(約8キロメートル)レースがスタート。2日目は距離を10マイル(約16キロメートル)に伸ばして行われる。観戦無料。
JOCAはアウトリガーカヌーの普及と発展、そしてクラブ設立のサポートを通じて、日本の海岸文化の発展に貢献することを目指している。