この夏、心に沁みる恋を・・25年7月BS・CS放送「大人のロマンス」韓国ドラマ7選
恋に一喜一憂するだけがロマンスではないと気づいた今だからこそ、心に沁みる物語がある。
時の流れを経て再びめぐり合ったふたりが、過去と向き合いながらもう一度愛を確かめていく。
結婚という名の現実と愛情の狭間で揺れる心、複雑さの中にも確かにある想いに気づかされる。
仕事に追われながらも、誰かを想うことで“本当の自分らしさ”を見つけようとする女性たちの姿。
この夏、BS・CSで新たに放送が始まる韓国ドラマの中から、大人の心にそっと寄り添うロマンスを7本ご紹介する。(2025年6月5日現在 / ※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)
(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!
『男と女~7年目のジレンマ~』(チャンネルA/2023~2024/全12話)
1作目にご紹介する作品は、恋愛の“倦怠期”に差しかかったカップルのリアルを描いたロマンス『男と女~7年目のジレンマ~』。
交際を重ねるうちに関係が曖昧になり、離れたほうがいいのか悩みながらも、踏み出せない男女の物語。
SUPER JUNIORのドンヘが、愛と迷いの狭間で揺れるアラサー男性の心を丁寧に演じている。
2023年から2024年にかけてチャンネルAで放送され、恋の継続に悩む世代から多くの共感を集めた、等身大の恋愛ドラマ。
●キャスト:イ・ドンヘ、イ・ソル、イム・ジェヒョク、ユン・イェジュ、チェ・ウォンミョン 他
●日本初回放送情報:衛星劇場/2025年7月11日(金) 午後11時~
『花様年華~君といた季節~』(tvN/2020/全22話)
2作目は、初恋相手との再会から始まる、切なくも美しい大人のラブストーリー『花様年華~君といた季節~』をご紹介する。
すべてが変わってしまった今、あの頃と同じ気持ちで向き合えるのか。かつて深く惹かれ合った男女が、時を経てもう一度心を通わせていく姿を描いている。
主演はユ・ジテ、イ・ボヨン、そして若き日の彼を演じるパク・ジニョン(GOT7)。2020年に韓国のtvNで放送され、世代を越えて響く“最後のラブレター”として高く評価された。
●キャスト:ユ・ジテ、イ・ボヨン、パク・ジニョン、チョン・ソニ、イ・ジョンナム 他
●日本初回放送情報:BSフジ(182ch)/2025年7月16日(水) 8時55分~10時
『ロマンスは命がけ!?』(MBC/2018/全16話)
3作目は、医学の現場を舞台に繰り広げられる、ひと味違った大人のメディカル・ロマンス『ロマンスは命がけ!?』をご紹介。
ホルモンに強い執着を持つ内分泌内科医が、ミステリアスな神経外科医を“研究対象”としてロックオン。一筋縄ではいかないふたりが、衝突を重ねながらも惹かれ合っていく過程がテンポよく描かれている。
主演はチ・ヒョヌとイ・シヨン。2010年放送のKBS『セレブの誕生』以来、約8年ぶりの共演にも注目。
●キャスト:チ・ヒョヌ、イ・シヨン、キム・ジニョプ、ユン・ジュヒ、チャン・セヒョン 他
●日本初回放送情報:衛星劇場/2025年7月16日(水) 午前5時~
『ワン・ザ・ウーマン』(SBS/2021/全16話)
4作目にご紹介する作品は、破天荒な展開とテンポの良さで話題を呼んだアクション・ラブコメディ『ワン・ザ・ウーマン』。
本作は、記憶を失ったエリート検事が、目を覚ますと従順な財閥令嬢としての人生を歩み始めるという、奇想天外なストーリー。
イ・ハニとイ・サンユンが主演を務め、軽快な掛け合いと相性抜群のコンビネーションで、笑いとトキメキを届けてくれる。
2021年に韓国SBSで放送され、初回8.2%の好発進から、最終回では17.8%という高視聴率を記録。
痛快かつロマンティックな展開に、大人も夢中になる“爽快系ラブコメ”だ。
●キャスト:イ・ハニ、イ・サンユン、チン・ソヨン、イ・ウォングン、ソン・ウォンソク 他
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年7月16日(水) 15時30分~(レギュラー放送)
『シルバーベルが鳴ったら』(U+モバイルtv/2024/全4話)
5作目は、年齢を重ねたからこそ味わえる“深みある恋”を描いた、心温まる大人のロマンス『シルバーベルが鳴ったら』をご紹介する。
シニア向けマッチングアプリで新しい恋を見つけた妹クムヨンと、認知症の夫からもう一度“愛”を取り戻そうとする姉スヒャン。
それぞれの形で人生と恋に向き合う姉妹の姿が、静かに、そして優しく胸を打つ。
ソン・オクスクやパク・サンウォンら実力派キャストが集結し、世代を超えて共感を呼ぶ演技を披露。
2024年に韓国で公開され、今夏KNTVで日本初放送となる注目作だ。
●キャスト:ソン・オクスク、パク・サンウォン、イェ・スジョン、アン・ソクファン、オ・ユジン 他
●日本放送情報:KNTV/2025年7月19日(土) 午後8時~午後10時30分(4話連続)、2025年7月25日(金) 午前11時30分~午後2時(4話連続)
『わたしの完璧な秘書』(SBS/2025/全12話)
6作目は、仕事に不器用な敏腕社長と、気配り上手な秘書が織りなす大人のオフィスロマンス『わたしの完璧な秘書』。
ヘッドハンティング会社のCEO カン・ジユンは、仕事はできるが日常生活は壊滅的というギャップ満載の人物。一方、仕事も家庭も完璧にこなすシングルファーザーの秘書ユ・ウノが、そんな彼女をさりげなく支えていく。
主演はハン・ジミンとイ・ジュニョク。2月14日放送の第12話で全国最高視聴率12%を記録し、年始の話題作となった。
今年2月にLeminoで日本初配信された本作が、ついにKNTVでテレビ初放送される。
●キャスト:ハン・ジミン、イ・ジュニョク、キム・ドフン、キム・ユネ 他
●日本放送情報:KNTV/2025年7月26日(土)スタート
【本放送】毎週(土) 午後8時~午後10時30分(2話連続) (※7月26日(初回)10分拡大 午後8時~午後10時40分)
【再放送】毎週(金) 午前11時30分~午後2時(2話連続) (※8月1日(初回)10分繰上げ拡大 午前11時20分~午後2時)
『キス・シックス・センス』(STAR/2022/全12話)
最後は、“キスで未来が見える”という設定から始まる、大人のファンタジーロマンス『キス・シックス・センス』をご紹介する。
大手広告代理店を舞台に、“広告界の神”と呼ばれる上司チャ・ミヌと、特殊な能力を持つ部下ホン・イェスルの関係が描かれる。
唇が触れるたび、未来が見えてしまうという設定が、予測不能なときめきを生み出す。
主演はユン・ゲサン、ソ・ジヘ、キム・ジソク。感情と五感が交差する緊張感に引き込まれる一作だ。
●キャスト:ユン・ゲサン、ソ・ジヘ、キム・ジソク、イ・ジュヨン、キム・ガウン 他
●日本放送情報:KNTV/2025年7月28日(月)一挙放送スタート
【本放送】毎週(月~金) 午後6時45分~午後8時
(ライター/ダンミ 編集部)