2025年に買った福袋でもっとも価格に衝撃を受けたのは「なだ万」でした
ピークは越えたものの、実はまだ続いている当サイトの福袋特集。私自身は20個近い福袋を購入したが、その中でもっとも価格に衝撃を受けたのが本記事で取り上げる「なだ万」の福袋である。
あまりに予想外だったので、思わず値札を二度見してしまった。一体いくらだったかというと……
・いきなり発表
もったいぶるほどのことではないので、いきなり発表しよう。その価格は……
1674円!
繰り返すが、あの「なだ万」である。正確には「なだ万厨房」であるが、「なだ万」の名前を背負っていることには変わらない。その福袋が1674円!!!!
「なだ万」のイメージを考えたら、ゼロが1つ少ないんじゃないかと思っても不思議ではない。なにせ、ドトールで1番安い福袋(2000円)より安いのだ。
さらに、毎年ゴミばかり詰まっている(褒め言葉)のヴィレヴァン福袋より「なだ万」の方が断然安いのである。っていうか、今ならキャベツなどの野菜を数個買った方が高くなるかもしれない。
なお、私が購入したのは新宿高島屋のなだ万(なだ万厨房)。Google先生に相談すると他の百貨店などでも「なだ万」の福袋を販売していたようで、私が入手したものとは異なる内容・価格の福袋もヒットする。
あくまで私が入手したものではあるが、以下で内容を公開しよう。
【新宿高島屋で購入した「なだ万」福袋(1674円)の中身】
・なだ万 料亭の味噌汁 とうふ
・なだ万 和風スープ とうもろこし
・なだ万 和風スープ 渡り蟹
・なだ万 おでん 8種
これを見て、「どこにでもあるものじゃん」と思う人だっているかもしれないが、実際に食べてみると1つ1つのクオリティが全然違う。
たとえば、味噌汁。
カップに入ったインスタの味噌汁なんて珍しくもなんともないが、開封すると……
なんだが具が多くない? となったし、お湯をかけても、やっぱり具だくさん。
細かいことかもしれないが、こういうところが丁寧なのはさすが「なだ万」である。
また、おでんは大根・こんにゃく・昆布・ごぼう巻など8種入り。優しい出汁で、“上品” を極めたような味。
そして、2種のスープだ。「とうもろこし」と「渡り蟹」のどちらも素材の旨味が濃厚! めちゃくちゃ美味しかった。
まぁ、私自身が「なだ万」の名前に負けたしまったことで、より美味しく感じている可能性は否めないが、その点を差し引いても文句なしのクオリティと言っていいかと思う。
・「高すぎて買えない」は思い込み
なお、店員さんに聞いたところ、個別に買うより800円ほどお得とのこと。福袋が1674円だから、およそ1.5倍の価値があるようだ。
いまはもう販売を終了しているが、気になった人は来年狙ってみてくれ。「なだ万」のイメージから「高すぎて買えない」と思い込んでいた人は一定数いるかと思うが、福袋は意外と手が届く価格だぞ。
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.