八王子駅南口すぐ!問屋から仕入れる和牛焼肉が絶品ぞろい『焼肉人生ツネちゃん』
2024年9月25日、八王子駅南口から徒歩1分という好立地に、『焼肉人生ツネちゃん』がオープンしました。お肉へのこだわり、駅前で語られる「焼肉人生」を実際に味わってみました。
大衆焼肉屋風な外観
八王子駅南口を出て左手側、すぐに焼肉屋だと分かる看板のお店ができました。ガラス張りの扉で、中の様子がわかり、安心して入れるお店です。
店内は、焼肉を楽しむお客さんで賑わい!
お店に入ると左右にそれぞれテーブルが2卓あります。
友人知人や家族連れも気軽に利用できそうです。
奥のカウンターは焼台2つに席は4席となっておりました。2人組やお1人様でも大丈夫ですね。
焼台の真上に吸気口があるのはうれしい設計ですね。
メニュー
メニュー左上の「人生を焼肉に捧げる!!」が力強い!問屋さんからいいお肉を仕入れているため、和牛の産地は日々異なるそう。数多くあるメインの和牛メニューには「八王子」「伝説」と名付けられたものが気になります。
どのお肉を頼んだら良いか迷ってしまう人には、コース料理も用意されています。
お酒も豊富な種類が用意されていますよ。
ツネちゃん盛り 1人前4180円
「ツネちゃんに来たら、まずはこれ!」とメニューにもあった『ツネちゃん盛り』からいきましょう。盛りの内容は「本日の希少部位2種(タレ)」、「本日の希少部位2種(塩)」、「ホルモンMIXの盛り」。希少部位はその日の仕入れによって変わりますよ。
まずは「本日の希少部位2種(塩)」から運ばれてきました。お~、キレイなサシのピンク色は見た目からしておいしそうです!この日は、牛肉の肩ロースのあばら骨側に位置する部位『サブトン』(左)、牛のモモ肉の一部で、後ろ足の付け根にあたる部位『トモ三角』(右)でした。
まずは『サブトン』から焼きましょう。お皿に添えてあるワサビとネギと一緒に食べるも良し!テーブルに置いてあるレモン汁、コチュジャン、自家製タレで食べるも良し!もちろん塩の味付けのみでも良し!
塩味のみでいただいてみましたが、非常に柔らかくてジューシー! 脂の甘みと赤身の調和が感動ものでした。
こちらは『トモ三角』を焼いていますよ。
ザブトン同様にこちらも塩味のみで食べてみました。大トロのように柔らかく、口の中でとろけます!これは一度食べてみてほしい。
お次は「本日の希少部位2種(タレ)」。この日は、牛の後ろ脚の付け根付近にある部位『カメノコ』(奥)、内モモよりもさらに内側にある柔らかい部分の、さらに中央付近の芯の部分『シンシン』(手前)となっておりました。
まずは『カメノコ』にネギをのせて焼いてみました。味付けされたタレ味のまま実食。歯ごたえありつつも柔らかい~!
脂肪が少なめなので、赤身のよさを感じられる部位でした。レモン汁も合いそうな気がします。
こちらは『シンシン』。モモ肉なのに柔らか!
『カメノコ』同様、脂肪分が少なく赤身が楽しめる部位。食べ比べにもなって楽しい盛り合わせです。
「ホルモンMIX」もいただきましょう。左から、牛の大腸『シマチョウ』、『鶏ホルモン』、牛の第2胃袋『ハチノス』の3種です。いずれもちょいピリ辛の甘ダレで味付けされております。
『シマチョウ』を焼いてみます。ごらんのように表面はプリップリ、内側は歯ごたえがあるのに柔らかい~!噛めば噛むほど、脂の濃厚な甘さを感じることができます。ずっと噛んでいたいほどおいしい~!
『鶏ホルモン』も脂は多いのですが、こちらはさっぱりとした甘さで、『牛ホルモン』よりもやわらかい感じですよ。
最後に『ハチノス』を。表面は歯ごたえがありますが、内側がとても弾力がありつつも柔らかくてビックリ!?こんなに柔らかいハチノスは、初めて食べたかもしれません。
『ツネちゃん盛り』で登場した本日の希少部位は個別に注文できる場合もあるので、ボードも確認しておきましょうね。
取材当日の希少部位
高尾の天狗 660円
お酒も頼んじゃいましょう。八王子の銘酒『高尾の天狗』を注文しました。八王子産のお米だけで作られている地元の日本酒で、店員さんが「こぼれ酒」で提供してくださいます。フルーティーな香りでさっぱりとした甘みが、焼肉のお口直しに合う!
ツネちゃんハラミ 厚切り 2090円
店名の名が入った『ツネちゃんハラミ 厚切り』を頼んでみました。ハラミは牛の横隔膜。おろしニンニクとネギを乗せて焼き、テーブルに置いてあるハサミで食べやすい大きさに切って食べます。
赤身と脂身のバランスがよくて濃厚な味!そして非常にジューシーで柔らかい!厚みがあるので、食べ応えがありますよ。
伝説ユッケ 1738円
さっぱりしたメニューをお伺いしたところ、そのなかで気になったのが『伝説ユッケ』。ユッケに使用される部位は日によって違うとのこと。この日使用された部位はロースでした。
カットされたネギ・たまねぎがアクセントとなり、黄身がまろやかに、甘いタレがお肉の味を引き立ててくれます。別の部位だとどうなるのか、また食べに行きたくなる魔性の一皿です。
テールスープ 990円
こちらは牛テールに溶き卵、そこへネギが乗って、胡椒で整えられております。+220円すれば、クッパか麺を追加できますよ。
牛テールはお箸で掴むだけで切れてしいそうなほどの柔らかさ。味も濃厚で、食べているのに飲むように喉を通ってしまいます。スープは牛テールの出汁と塩だけの味付けで、出汁の旨味をダイレクトに感じられます。たくさんお肉を食べた後の胃にやさしい~。
冷麺 990円
〆には『冷麺』を注文しました。スープの味付けは企業秘密とのことですが、塩味と酸味のバランスがよく、非常にさっぱりとした味で、コシのある麺がツルツルと喉を通ります。〆にラーメンは重いと感じる人も『冷麺』ならスープまで飲み干しても罪悪感ゼロですよね!たぶん。
南口側でも和牛を広めたい
実は当店とは別に、すでに八王子駅北口側の・横山町に『焼肉 仁』『焼肉 隼』の2店舗を経営している店長の金(きん)さん。「北口の店舗が『和牛命』と看板に書いているので、南口にも『和牛命』のお店を広めていきたいと思っていたところ、好立地の場所がたまたま見つかったんですよ」とのこと。
これまでの焼肉店運営の経験を活かして和牛の仕入れから、部位に応じた仕込みと味付けの調整で、「南口の客層のニーズに受け入れてもらえるようなお店にしたいです。そのために、金額に見合ったおいしい和牛を提供していきます」と、想いを語っていただきました。
和牛にこだわり、どの部位もおいしい焼肉屋さんでした。日によって仕入れる和牛が違うので、行くたび産地の違う和牛を食べられるかもしれないと思うと、また行きたくなりました!
駅近で食べられる贅沢焼肉を、ぜひ読者の皆さんにも食べてほしいです!