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<傷ついた言葉>家族、義両親、赤の他人から。今でも忘れられない、私の心を深くえぐった一言

ママスタセレクト

言葉はときに優しく人を包み、ときに刃になることもあります。同じ事実でも、言葉の表現によって受けとめ方が違うことも。今回は、言葉の負の力について投稿が寄せられました。

『過去に言われたことで今でも忘れられない傷ついた言葉ってある? 私は合コンで「ちょうどいい不細工」と初対面の男に言われたことかな』

投稿者さんの問いかけに、ママたちが心の奥にしまっていた記憶を語りはじめました。一見何気ない言葉でも、言われた瞬間の状況や関係性によって深く心をえぐることがあります。今回は、さまざまな立場の人が経験した「忘れられない傷ついた言葉」を紹介します。

母親からの言葉「不細工」「下品」娘を否定

最も影響力がある存在、母親。だからこそ言葉の破壊力は計りしれません。

『私は、母親に連発された「二目と見られないほどではないけれど、不細工よね」「父親に似て下品な顔」と』

こちらのママは鏡を見るのもイヤになり、45年くらい引きずっているそう。

『母から「不細工は息すんな!」と吐かれ、小5で鬱なった』

『お前の泣き顔は汚い』

こちらのママは「鏡見てみろ不細工」と鏡の前に座らされ、そのまま動くなと指示をされたそう。これは自己肯定感を奪われるには十分すぎるほどの体験です。また、ファッションの自由すら奪われたという声も。選んだ服に「センスがない」「それ似合わない」と言われ、ときには勝手に処分される。そのすべてが「あなたらしさ」を否定してくる言葉で、今もなおその傷は癒えないと言います。

義母からの言葉「子どもがガリガリ」「元カノがよかった」

結婚によって家族になったお義母さんからの心ない言葉に傷ついたママも。

『子どもが1歳頃はガリガリに細く、偏食&少食&運動過多。体重が増えないことを悩み抜いていた時期に義母が放った言葉「虐待の子どもみたいに細い。きちんと食べさせているの?」。縁切りました』

育児に悩むママに対し、まるで責めるような言葉。孫への心配の裏返しにも見えるけれど、あまりに無神経です。

『「家のことができないなら2人目なんか生まなければよかったのに!」と言われた。あと正社員で働いていたときに病んだことを知って、「鬱病になったことを知っていたら離婚させていた」とも』

病気への理解のなさ、そして人としての思いやりを感じられない発言に「もう二度と会わない」と決断したというママもいました。

『義母に元カノと結婚すればよかったのにと言われた』

と存在そのものを否定されたような気持ちになるこの一言。家族という関係性だからこそ、深く突き刺さります。

肉親からの言葉「不妊治療がダメでもうちの子にタカるな」

身近な存在からの心ない言葉は、より深く傷つくもの。血がつながっていて簡単に縁が切れないことも、ママの重荷になっているのでしょう。

『不妊治療しているときに妹に「もしダメでも将来うちの子にタカらないでよ」と言われたこと』

無神経を通り越して、悪意すら感じる言葉に、「頭に血が上る感覚をはじめて味わった」と言います。

『「かわいそうに……あんたたちはお父さんに棄てられたんだよ」と父祖母に言われた』

祖母からのこの言葉は、父がいない現実を責めるような響き。どのようなに年月が経っても、胸に残り続けるそうです。縁が切れ、生きているのか死んでいるのかもわからないとのこと。

『小学生の頃、叔母にあんた鼻の下が長いね、随分足首が太いねと』

幼少期の叔母の言葉が、今でもコンプレックスとして残っているそう。容姿に対する一言は、その人の人生観すら変えてしまうこともあるのでしょう。

職場での言葉「帝王切開ラクしていいね」

社会で避けて通れない人間関係のなかにも、傷はあります。

『飲食店でバイトしていたときに、20歳くらいの酔っ払いが枝豆投げつけてきた。「こいつら俺らの金で食っているのだから何してもいいんだよ」と』

バイト中に酔っ払いから受けた理不尽な暴力と暴言。怒りよりも恐怖と無力感が強く残ることでしょう。

『職場の先輩に「帝王切開ラクしていいよね」とバカにされたこと』

母として命をかけた出産を、「ラク」という一言で片づけられた。実際は子どもの命の危機があった出産だっただけに、言葉の軽さに怒りが湧いたそうです。

同級生からの言葉「嫌い」「痩せろ」

子どもの世界にも残酷な一面があります。

『小学生のときに「私、あなたみたいな人嫌いなのね」と言われた』

同じ方向に帰る友だちに言われた一言。傷ついたけれど、その後も普通に話しかけてくる相手に混乱したそう。

『中学の頃同級生に笑顔が不細工、目つきが悪いと言われた』

それ以来、人前で笑えなくなったそう。言ったほうは無邪気な一言でも、言われた側の人格形成にまで影響することがあるのでしょう。

『かっこいいサッカー部の人に「痩せろ」と言われた』

以来、かっこいい人には近づかないようになったそう。サッカーも苦手になってしまったようです。子どものときに受けた傷に苦しむママたち。若気の至りとの言葉では許されないこともあるのでしょう。

出産のときに冷たい返事

命がけの出産という大事な場面での心ない一言にも、心をえぐられることがあります。

『出産後の処置中に助産師さんに「大袈裟に騒いでしまってすみませんでした」って言ったら「は?」ってめっちゃ冷たく言われたこと』

出産直後、助産師に謝ったときに返された冷たい態度。その表情と声のトーンは、今でもはっきり覚えているそうです。出産時、あまりの痛みにママたちは必死になりますよね。その地獄から可愛いわが子を見たとき、心が満たされます。その幸せに水を掛けるような一言は、忘れられない言葉として残るかもしれません。

『初期の頃に出血したから産院に行ったら「これくらいで来んな」。翌日さらに大量に出血したから「どうなのですか?」と聞いたら「はっ? 流産しかかってるのに決まっているだろ、バカ?」と』

夜勤の医師から言われた暴言。転院して結果的に無事出産できたものの、あのときの医師の言葉は今も許せないと語ります。ただ一部の医療関係者に心ないことを言われたとしても、すべての医療関係者に対して不信感をもたないようにしたいですね。

どれもが、言葉のもつ「力」を思い知らされるエピソードばかり。たった一言でも、その人の心を深く傷つけ、何年、何十年と消えない傷痕になることがあるのでしょう。言葉は刃になる……それを痛感する経験を、ママたちはしているようです。何気ない一言でも相手にはダメージになる。言葉が人を傷つけることがあることを、いつも忘れずにいたいですね。


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