24年の川崎市年齢別人口 「生産年齢」105万人 転入・転出では9千人増
川崎市の2024年10月1日時点の人口構成は、全国平均と比べると15歳〜64歳の生産年齢人口の比率が高く、65歳以上の老年人口は低いことが分かった。市が「年齢別人口」の数値を推計し、昨年12月24日に公表した。
市の推計によると、直近の人口は155万1788人で、前年同月に比べて6184人増だった。年齢区分別の増減は、0歳〜14歳の年少人口は3527人減の17万6484人、生産年齢人口は7272人増の105万5187人、老年人口は2439人増の32万117人。全人口に占める割合では、年少人口11・4%(全国平均11・2%)、生産年齢人口68・0%(同59・5%)、老年人口20・6%(同29・3%)で、生産年齢人口は平均より8・5ポイント高く、老年人口は8・7ポイント低かった。
一方で平均年齢は上昇が続き、前年比で0・2歳上昇の44・7歳。男性は43・5歳(前年43・4歳)、女性は45・9歳(同45・6歳)だった。
人口増減をみると、23年10月から24年9月までの1年間では6184人の増加だった。出生数と死亡者数の差し引きによる「自然減」により2835人の減少だったが、転入と転出の差し引きでは転入が9019人多かった。転入・転出が多い年代はいずれも20代と30代で、転入は25歳〜29歳の2万9379人が最多、転出は25歳〜29歳の2万4837人が最も多かった。
年齢別人口は、市のホームページで閲覧できる。詳細は二次元コードから。