20代対象の採用活動...応募者との接触率向上の取り組み 3位「面接前のカジュアル面談、2位「会社説明会」、1位は?
学情は2025年5月21日、企業・団体の人事担当者を対象に、「20代を対象とした採用活動」についてのインターネットアンケートを実施し、その結果を発表した。
内定承諾率向上のための取り組み...最多は「入社時期を柔軟に対応」
<20代対象の採用活動...51.4%が「Z世代ならではの価値観」感じる 学情調査>の続きです。
学情によると、キャリア採用(経験者採用)の拡大に伴い、20代を対象にした採用を強化する企業が増える傾向にあるという。そこで、1990年代半ばから2012年生まれの20代の「Z世代」に対し、企業はこの世代のキャリア意識をどのようにとらえているかや、積極採用のために取り組んでいることについて調査した。
調査では、応募者との接触率向上のために取り組んでいること・取り組みたいこと(複数回答可)を聞いたところ、最多は「選考案内を迅速に行う」で76.6%と突出する結果となった。2位は「会社説明会を実施する」43.2%。3位の「面接前にカジュアル面談を実施する」は、昨年の28.7%から40.2%に急伸した。
内定承諾率向上のために取り組んでいること・取り組みたいこと(複数回答可)を聞いたところ、最多は「入社時期を柔軟に対応する」で66.3%。次いで、「現場社員との面談の機会を設ける」55.0%、「社内見学会を実施する」34.3%が続いた。
調査は2025年3月24日~2025年4月16日、企業・団体の人事担当者を対象に、ウェブ上でのアンケートを行った。有効回答数は338社。