【西武】ドラフト7位ルーキー古賀輝希選手インタビュー 千曲川硬式野球クラブに入団した経緯を語る
1月31日放送のライオンズエクスプレスではルーキー特集をお届け。埼玉西武ライオンズドラフト7位ルーキーの古賀輝希選手にインタビューした模様を放送した。千曲川硬式野球クラブに入団した経緯について訊いた。
――12球団の新人を見渡してみると、古賀輝希選手はクラブチームから支配下指名されたただ1人の選手です。大学を卒業後に故郷の九州を離れて、長野県の千曲川硬式野球クラブに入団した経緯を教えていただけますか?
古賀「千曲川硬式野球クラブに入団した流れとしては、大学コーチの紹介で入りました」
――不安はなかったですか?
古賀「不安だらけでしたね」
――クラブチームでプレーをするということは、ほかの仕事で収入を得る必要があるかと思うのですが、どうなさっていたのですか?
古賀「工場で1日フルタイムで働いて、そのあとに野球という感じでした」
――どんな工場でしたか?
古賀「生コンクリートの工場で働いていました」
――フルタイムで働いて、何時から何時までの時間帯を練習に充てていたのですか?
古賀「仕事が終わるのがだいたい5時なので、5時ぐらいから9時までです」
――工場の始業は何時からですか?
古賀「7時半です」
――7時半よりも早く起床、支度をして、遅刻をしないように工場に入らないといけない。本当に大変な毎日だったのですね。
古賀「本当に休みもないですし、限界ギリギリでした」
――試合は何曜日にしていましたか?
古賀「基本的に土曜日、日曜日です」
――相当トレーニングで追い込まないとプロ野球選手への道は開けないですよね?
古賀「そうですね」
――鈴木敬洋アマチュアスカウトが古賀選手のことを初めて見たのは2023年の冬に長野県で行われていた野球教室だったそうです。そこでサードを守る姿を目にして、「2024年は必ず古賀輝希選手のことを見続けていこう」と思っていて、年が明けて練習を見に行くと「バッティングでのボールの飛び方がすごくなっていて、スイングに癖がなくてとてもきれいにバットを振る。バットがしっかり内側から出てくるのでしなっている。どうやってバットを振っているのか?」と思ったそうです。どんな練習を積んできたのでしょうか?
古賀「自分はバッティングフォームを分析するほうだと思うので、それでいい感じの形になったのかなと思います」
――フルタイムで仕事をしたあとに練習。土曜日、日曜日は主に試合。いつ分析をしているのでしょうか?
古賀「寝る前、試合に行く移動時間とかですね」
――暇な時間はなかったということですね。
古賀「仕事の休憩時間も分析をしていました」
――1年後、古賀輝希選手はどんな選手になっていると思いますか?
古賀「ライオンズの中心選手、チームの顔になれたらいいかなと思います」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー