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「溢れる言葉、届けたい」 ラップ教室で80歳男性

タウンニュース

詩への思いを語るマスタカさん(右)

日常で感じる生きづらさや社会に対する問題意識をラップで表現し、人とつながる場を作ろうと、逗子市在住のマイクラおかん(本名:下崎真世)さんが主催する「ココロラップコンテスト」。3月23日(日)に逗子文化プラザで行われる決勝大会を前に2月15日、初心者向けのラップ教室が開催され、中学生から80歳まで7人が参加した。

鎌倉市から参加したマスタカさん(80)は、「最近、言葉が溢れるように浮かんできて書きためていた。新聞で子どもの自殺が増えているというニュースを見て、これはまずいと思う中で、下崎さんを新聞で知り、自分の年齢でもラップという表現なら、言葉を外に出せると思った」と参加の理由を語った。

当日は自分の実体験などを基に作成した4編の詩を持参し、講師陣からは「これはやばい」と絶賛された。マスタカさんは「体力もなく、声も引っかかるので自分ではなく、誰かにこの詩を託したい」と話したが、講師からは「自分で歌った方が、(聞く人に)絶対に言葉が届きます」と説得され、コンテストへの参加を決意した。

同企画は入場無料の大会の資金調達のためにクラウドファンディングにも挑んでいる。

詳細は「ココロラップコンテスト」で検索。

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