朝ドラのモデルといわれるあんぱん発祥の店『銀座木村家』で、定番から期間限定まで食べくらべ〜黒猫スイーツ散歩 あんぱん編③〜
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店以上ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩のあんぱん編第3弾です。
あんぱん発祥の老舗パン屋
いま朝ドラの影響もあり、注目を浴びている“あんぱん”。そんな“あんぱん”のおいしい黒猫おすすめ店を紹介しています。
今回のお店は、銀座四丁目交差点そばの『銀座木村家(ぎんざきむらや)』。朝ドラに登場する「美村屋」のモデルになっていると言われているお店。
明治2年(1869)創業の老舗パン店。あんぱん発祥のお店としても有名です。
1階はベーカリー。
数多くの種類のパンが並びます。
のれんや看板の「木村家」の文字は、山岡鉄舟が書いたもの。現物は関東大震災で焼失したそうですが、お店の歴史の重みを感じますね。
定番のあんぱん、限定のあんぱんや、こちらも『銀座木村家』発祥のジャムパンなどが並びます。
パンは、毎朝同じビルの7階と8階にある工場で作る手作り焼きたて。配送のタイムロスなく、上から下に運ばれてきます。
もちろん、あんぱんやジャムパン以外のパンも、ずらりと並びます。
変わらぬレシピの明治天皇献上あんぱん
あんぱんは、発祥当時のレシピが変わらずに引き継がれています。イーストがなかった当時に、日本人に合う食感のパンを作り上げるために開発した酒種酵母を使った酒種あんぱん。
酒種酵母を変わらずに保つために、専門の部署もあるそうです。
そして看板商品でもある“桜あんぱん”は、明治8年(1875)4月4日に明治天皇に献上されました。この4月4日は、あんぱんの日になっています。
そんな歴史ある“あんぱん”を、必殺! 黒猫カッターでぱっかーん!
“桜あんぱん”は、小豆こし餡を酒種生地で包んだTOPの穴に八重桜の塩漬けをトッピング。塩気が、こし餡の味わいを際立たせます。
“小倉あんぱん”は、小豆つぶ餡を酒種生地で包んだあんぱん。小豆のおいしさを堪能できます。
“うぐいすあんぱん”は、青えんどう豆で作った餡を酒種生地で包んだあんぱん。香り高い青えんどう豆が引き立ちます。
それぞれ白胡麻と、けしがトッピングされた2種類。
こちらも、ぱっかーん!
“白あんぱん”は、白いんげん豆で作られた餡を酒種生地で包んでいます。すっきりとした白餡に、白胡麻がよいアクセントになっています。
“けしあんぱん”は、小豆こし餡を酒種生地包み、けしの実をトッピングしています。
黒猫が伺った時(2025年7月)の期間限定の中から2種類をチョイスしました。
さらに、ぱっかーん!
“珈琲あんぱん”の餡は、白餡に珈琲粉末を混ぜた珈琲餡。珈琲餡の中には、ホワイトチョコレートが包まれているので、まろやかな珈琲の味わいを楽しむことができます。
“塩レモンあんぱん”の餡は、白餡をベースに、瀬戸内産レモンと藻塩を混ぜた餡。爽やかなレモンの酸味と藻塩の塩気で、夏にピッタリの爽やかな味わいになっています。さらに、餡の中のレモンピールの食感でウマウマ倍増にゃー♪
2階カフェのあんぱんセット
2階はカフェ、3階4階はレストラン。
2階の「カフェ木村家」では、平日ランチ、パフェ、サンドイッチなどを楽しむことができます。
そんな2階のカフェで黒猫おすすめは、あんぱんセット。
桜あんぱんと小倉あんぱんに、コーヒーか紅茶が付きます。
10:00〜11:00は、モーニングメニューで“あんぱんセット”が1100円になってお得です。
『銀座木村家』の元祖“あんぱん”を食べくらべできて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
銀座木村家(ぎんざきむらや)
住所:東京都中央区銀座4-5-7/営業時間:10:00~20:00LO(2階カフェは~19:00LO)/定休日:無/アクセス:地下鉄銀座駅から徒歩1分
取材・文・撮影=ミスター黒猫
ミスター黒猫
日本一パンケーキを食べる男
朝は喫茶店のモーニング・昼はカフェでランチ・おやつはパンケーキ・スイーツを食べ歩くのが日課。雑誌FLASHでは【日本一パンケーキを食べる男】として紹介される。カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツなどを年間約1000店以上訪問。Instagramでも約6万人のフォロワーに毎日2回スイーツ情報を発信し、テレビ・ラジオ・webメディアなどでも活躍中。