横浜薬科大・図書館棟 大洋建設㈱がリノベーション記念に絵画を寄贈
横浜薬科大学(戸塚区俣野町601)の図書館棟リノベーション工事の完了を記念して先ごろ、工事を手掛けた大洋建設(株)が寄贈した絵画の除幕式が行われた。
寄贈されたのは、日本画の名家・虚心洞太田秋亭の4代目である太田慧香さんの作品。タイトルは『碧き波濤』。縦1・3m×横3mのキャンバスに、飛沫をあげる海原と青空が描かれた迫力ある作品だ。
図書館棟はもともと横浜ドリームランド(02年閉園)の宿泊施設。06年から同大図書館や研究室として利用され「戸塚のシンボル」として親しまれている。19年の台風で最上階の大屋根部分が破損。修繕を行い、昨年9月に工事が完了した。
都築仁子学園総長は「入口に絵を飾れたらと思っていたが、まさか本当に実現するとは。まさに画竜点睛のような作品」と笑顔で話した。