【開催中～12/15】たった1枚の葉っぱが紡ぐ物語 旧安川邸『リト＠葉っぱ切り絵展』＆庭園カフェ（北九州市・戸畑区）【ふるさとWish】
四季折々の景色を感じることのできる、北九州市戸畑区の『旧安川邸』。 秋は紅葉が見頃を迎えようとしています。 明治・大正期の面影を残す歴史的建造物『旧安川邸』で、現在開催されている展覧会『リト＠葉っぱ切り絵展 at 旧安川邸』を紹介します。
■これ、1枚の葉っぱなんです！『リト＠葉っぱ切り絵展』
SNSで大人気の葉っぱ切り絵作家・リトさんの作品、45点が展示されています。 館長の久和尚子さんによると、リトさんは自身のADHDの特性である「過剰な集中力」を活かし、驚くほど繊細な作品を生み出しているとのこと。 作品はどれも1枚の葉っぱから作られており、空にかざすと動物たちが動き出しそうな物語が浮かび上がります。
「帰ったらまたぎゅってしてあげるから、約束」など、添えられた優しい言葉にも心が癒やされます。
■実物ならではの感動！細部まで美しい切り絵の世界
今回の展示では、人気作品「葉らぺこあおむし」や、その続きとなる「あおむしが、きれいな蝶になりました」など、ストーリー性を感じる展開も見どころです。葉脈までも巧みに活かした緻密な手作業は、まさに職人技。「実物を間近で見られるのは嬉しい！」と瀧 心海リポーターも大興奮。会場限定のクリアファイルやポストカードなどのグッズも見逃せません。
■藤井聡太竜王も座った席で！
アート鑑賞の後は、館内にある茶論『Salon du JAPON MAEDA（サロン・ド・ジャポン・マエダ）』へ。 ここでは、一昨年行われた将棋の竜王戦で、藤井聡太竜王が座った席でお茶を楽しむことができます。いただいたのは、期間限定の「煎茶セット（季節の和菓子付き）」（1320円）。 庭園を眺めながら、上品な甘さの練り切りと、香り豊かな煎茶のハーモニーを味わってみてはいかがでしょうか。
美しい庭園とレトロな邸宅、そして心温まる葉っぱ切り絵の世界に没入して、ちょっとだけ日常を忘れてみませんか。
『旧安川邸』
北九州市戸畑区一枝1-4-23
093-482-6033
9:00～17:00
火曜休館
〈入館料〉一般260円 / 小中学生130円
『リト＠葉っぱ切り絵展 at 旧安川邸』
開催中～2025年12月15日（月）
観覧料は無料（※入館料のみ必要）
※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2025年11月19日「地元応援live Wish＋」の放送内容です。
