【義実家の墓じまい、ダメですか?】義母の余命があとわずか…… #4コマ母道場
これまでお墓は先祖代々守っていくのが一般的でした。しかし核家族化や地方の過疎化などで、お墓を守っていくのが難しい家庭も増えているようです。大切なお墓を守れない……。そんなとき、「墓じまい」という選択をする人もいます。今回は義実家の「墓じまい」をしたいママのエピソード。お墓はご先祖様や親戚なども関わる大事なこと。よかれと思ったことも、勝手に決めてしまうとトラブルになるときも……。
覚悟するとき
【編集部コメント】 遠方で闘病中のお義母さんのこと、心配ですね。でも近くに住む親戚が気にかけてくれているとのこと。お義母さんはもちろん、直子さん家族にとってもありがたいことでしょう。
親が亡くなったとき、すべきこと
【編集部コメント】 旦那さんをサポートしようという直子さんの意気込み、心強いですね。お墓のことまで考えているテキパキ派の直子さん、活躍してくれそうです!
義実家のお墓が遠すぎる問題
【編集部コメント】 お墓が遠いとお墓参りはもちろん、手入れもなかなかできませんよね。お墓の維持は、悩ましい問題です。直子さんの考えるように「墓じまい」もひとつの選択肢なのかもしれません。
「墓じまい」の案に旦那の反応は……
【編集部コメント】 旦那さんも墓じまいに前向きな回答でよかったですね。いまはお墓のあり方もそれぞれです。直子さんのように、義実家のお墓が馴染みのない場所だと、積極的に入りたいと思わない人も一定数いそうですよね。
お金は出さないのに口だけ出す叔母
【編集部コメント】 よしこ叔母さん、突然の提案に驚いたのでしょうか? お墓の管理者は直子さん夫妻。未来をみすえた提案をしたのに「そんなに怒らなくても!」という直子さんの気持ち、わかる気がします。
お墓を処分しようとは思っていない
【編集部コメント】 直子さん、ただお墓がある場所まで遠いからという理由で「墓じまい」を提案したわけではありません。お墓参りをしやすいように、また子どもたちのことも考えてのこと。よしこ叔母さんにその思い、伝わってほしいですよね。
聞く耳を持たない叔母
【編集部コメント】 せっかくきちんと説明したのに、よしこ叔母さんの怒りは収まりません。よしこ叔母さんの墓じまいに反対する気持ちは思った以上に手強いようです。
お墓の管理はわが家がしているのに
【編集部コメント】 よしこ叔母さんの思いも大切です。でも今もこの先もお墓を管理するのは直子さんたち。「こちらの都合や気持ちも尊重してほしい」そう思うのは自然なことですよね。
私の気持ちを理解してくれたのは……
【編集部コメント】 お墓のことを気にしているのはお義母さんも一緒です。お義母さんの気持ちや意思は、影響が大きいはず。今回の帰省で、うまく話がまとまるといいですね。
「お義父さんと一緒なら」義母の思い
【編集部コメント】 直子さん、お義母さんとお墓のことを話せて少し胸のつかえがとれたようです。いまはお義母さんの意思が最優先かもしれませんね。墓じまいのこと、よしこ叔母さんと冷静に話せますように。
叔母にとっての「心の拠り所」
【編集部コメント】 お墓に対する思いはそれぞれ。よしこ叔母さんのお墓への格別な思いがよく理解できました。生家の家族が弟以外いなくなってしまった叔母さんにとって、角田家のお墓は、かつての家族に会える唯一の場所ともいえそうです。叔母さんの歩み寄る姿勢に、直子さんと旦那さんの気持ちも和らいだ様子です。
「今のままで……」叔母からの要望
【編集部コメント】 直子さん夫妻は、よしこ叔母さんと話して気持ちに変化があったようです。やはりなにか大事なことを決めるとき、実際に会って意見を交わすことは大切なことかもしれませんね。直子さん、自分の気持ちを優先しすぎたことを反省したようです。
叔母の意見を尊重することに
【編集部コメント】 話の折り合いがついてよかったですね。よしこ叔母さんの思い出話も聞けました。既婚女性は婚家のお墓に入るとよく耳にしますが、いまは実親やきょうだい、ペットと入りたいと公言する人もいるそうですよ。
故人を想う大切な場所
【編集部コメント】 お墓は単に遺骨を納める場所ではなく、故人に会いに行く場所でもあることを忘れないでいたいですね。そして、亡き人を懐かしむとき、心で想うだけでなくなにかに向かって手をあわせたいと思うのかもしれません。
娘たちにも伝えていきたい
【編集部コメント】 今後のお墓のこと、夫婦で意見がまとまってよかったですね。先のことはわからないけれど、どうしたいかを話しておくことは、家族みんなの安心にもつながるはずです。
家族の価値観にあったお墓のカタチ
【編集部コメント】 親戚といえども、世代も育った環境もちがう人たち。直子さん夫妻にもよしこ叔母さんにも歩み寄る姿勢があったから、話がうまくまとまったのでしょう。自分にとって正しいことが、相手にとっても同じであるとは限りません。お墓のことだけではなく、人生の節目での決めごとにおいて、関わる人たちの気持ちも考えられる謙虚さを持っていたいですね。