<全ママの悩み>中学生を夜に1人で留守番させるのはあり?やっておきたいルール作りや不審者対策は
子どもが大きくなると、1人で留守番をさせる場面も増えてきます。特に仕事で夜遅くに家に帰ってくるライフスタイルを送るママの悩みどころではないでしょうか。ママスタコミュニティにも「中学生を1人で留守番させることはあり?」というタイトルで、このような投稿がありました。
『金銭的に苦しく、パートの時間を増やして週5、20時までにしてもらいたい。本人は「1人で留守番できる」と言うけど、どう思いますか? 帰り家に着くのは20時半、スーパーに寄ったら21時です』
現在18時までパートをこなしている投稿者さん。収入を増やすために勤務時間を伸ばそうと思っているものの、お子さんを1人で夜に留守番させることに躊躇しています。そこでこのような状況でお子さんを留守番させてもいいものかと、ママたちに意見を求めていました。
うちの中学生の子どもも1人で留守番しているよ
『次女が中1。1人で留守番できるよ』
『次女の私立中は火曜日と木曜日が6時間授業、帰りが16時近くになる。月曜日が5時間授業、帰りが15時近く、水曜日と金曜日が4時間授業、14時過ぎに家に着く。14時過ぎから16時過ぎまで4歳上の姉が帰ってくるまで1人で留守番できる』
『できるよ。心配だろうけど意外とひとり時間を楽しんでいるよ』
実際に中学生のお子さんを持つママたちからリアルな子どもの留守番事情が寄せられていました。中学生といっても1年生と3年生では少し状況が異なるかもしれませんが、おおむね中学生になると数時間1人で留守番させているというママたちの意見。部活やクラブ活動があれば夜遅くまで学校にいる子どももいますが、何もなければ授業が終わってすぐに帰宅するでしょう。そんなときに家に親がいない状況で1人で留守番をして、親の帰宅を待っている子どもたちは少なくないのではないでしょうか。
『そういう家庭もあると思うよ。みんな言わないけどさ』
『あり。仕方ないと思う』
投稿者さんは仕事の事情で帰宅が遅くなってしまい、子どもを1人で留守番させることに不安や罪悪感も持っているかもしれません。しかし実際に「うちも留守番させているよ」「そういう事情なら留守番させるのもありでは?」と投稿者さんを肯定する意見も。収入のために働かなくてはならない投稿者さんの状況は仕方ないと捉えているママたちもいました。
夕ご飯の用意はママがしたほうが安心かも。不安なら鍵の練習も
『留守番というより「夕飯は自分で作って1人で食べてね」のほうがかわいそうかなとも思う。中1だと特に』
一方で夜に子どもを1人で留守番させるときに悩むのが夕ご飯の用意です。夕ご飯を用意しておき、「電子レンジで温めて食べてね」という方法なら子どもの負担もないでしょう。しかし夕ご飯を自分で作らせたり、お金だけを置いて買いに行かせたりするとリスクも増えていきます。大人が近くにいないなかで包丁や火を使わせたり、夜道を出歩かせたり。また子どものメンタル的にも夕ご飯をママが作ってくれているかどうかは、大きな違いがあるかもしれませんね。
『自宅の鍵を開けるときは周りを確認して開ける。自宅に入ったらすぐに鍵をかける』
『うちの子は小6。今は学童だけど、中学になったら学童申請条件に満たなくなるので実質週5くらいは留守番になるから鍵を持たせる予定』
『パートは15時半までで、16時頃帰宅の子どもとほぼ同時くらい。微妙に遅くなることもあるから、学童に入れなくなった小4からは念のために鍵は持たせている。玄関の鍵はなくすと交換も大変だから勝手口の鍵。現在小6。行事明けの振替休日は留守番しているし、早帰りも鍵を使って帰宅しているよ』
また親がいない家に帰って自分で鍵を開けて入り、鍵を閉めて親の帰宅を待つことになると鍵の扱いも問題になるでしょう。子どもに鍵を持たせているママたちからの体験談も寄せられていました。子どもに家の鍵を持たせておくと紛失の恐れもありますし、鍵の開け閉めをきちんとできるかどうかは防犯対策としても重要。投稿者さんも心配であれば、お子さんに鍵を持たせてみて大丈夫と確認できてから、パート時間を変更して留守番させてもいいかもしれませんね。
不審者対策やルールをしっかり決めるとより安心。土日にしっかり時間を取ってあげて
『お子さんの性格によるのかなと思う。中学生って見た目は大人でも中身は子どもで、いろいろと複雑な問題を抱えて一番問題が起こりやすい年齢。できるだけ子どもとゆっくり話せる時間が取れるようにした方がいいとは思う。土日にゆっくり子どもとの時間が取れたらいいけど、子どもは待ってくれなかったりする。高校生になると自分で解決できることも中学生は難しいことが多い。何かとトラブルが起きやすいのは中学だからね』
『中学生ならできるよ。鍵を開けるときに周りを確認してあけてすぐに鍵を閉める、家の電話にも宅配便も訪問者も出ない、調理は電子レンジだけ、親が帰宅する直前に電話やLINEで伝えてチェーンを外す(鍵は親が開ける)とか、ルールを決めればいいと思う』
大人がそばについていないと不安な小学生でもなく、1人で自分のことをこなせる高校生でもない中学生という立ち位置。少しずつ大人っぽくはなっているけれど、まだまだ子どもなのが中学生かもしれません。「これくらいは1人でできるよね?」と親が思っていても実際には難しいこともあるでしょう。物理的に留守番は可能でも、子ども本人のストレスや寂しさなどメンタルの状態も気にかけてあげないといけない年齢ではないでしょうか。ママたちからは「平日の夜に1人で留守番させるのであれば、土日はゆっくりと子どもの時間を取ったほうがいいかも」というコメントも寄せられていました。
また留守番におけるルール作りは必須でしょう。たとえば周囲に「あの家は夜に中学生が1人で留守番している」と知られたら、不審者からも狙われやすくなってしまいます。帰宅してから鍵を閉める、訪問者も電話も出ない、火や包丁は使わずに電子レンジだけ、何かあったらすぐに親に連絡する、緊急事態のときのために隣近所の人とも連携を取っておくなど、対策はしすぎることはないはずです。そうすれば投稿者さん自身の不安も拭えるのではないでしょうか。