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「スマホ首」の原因は首じゃない!本来の姿勢を取り戻す1日1分ケア【理学療法士が教える】

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「スマホ首」の原因は首じゃない!本来の姿勢を取り戻す1日1分ケア【理学療法士が教える】


「最近、どうも体が動きにくい...」「若い頃とは違う、体のあちこちの痛みが気になる...」。そんなお悩みを抱える方に、ぜひ知っていただきたいのが、理学療法士・整体師の木村翔太さん、通称「きむ先生」です。きむ先生は、「痛みなく健康に過ごす」をテーマに、なぜその症状が起こるのか、どうすれば解消されるのかを分かりやすく教えてくれると、多くの方に支持されています。書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』(KADOKAWA)では、さまざまな痛みの原因となる最重要4部位(背骨、股関節、肩甲骨、足首)を、体の状態に合わせて、1日1分ずつセルフケアする方法を紹介。人生100年時代と言われる現代、何歳になっても「痛みゼロ」でいられるように、この一冊を参考にしてみてはいかがでしょうか。


※本記事は木村翔太(きむ先生)著の書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』から一部抜粋・編集しました。


ストレートネックの問題は、「首」ではなく「背中」


「スマホ首」とも呼ばれる「ストレートネック」は、首が本来のS字カーブではなく、まっすぐになっている状態。スマホやタブレットなどを長時間使用することで頭が前に出る姿勢が続くと、首の後ろの筋肉に大きな負担がかかります。

ストレートネックは首や肩のこりのほか、手指のしびれ、頭痛、吐き気やめまいを起こすこともあります。

じつは、ストレートネックは「首」ではなく、「背中」の問題。なぜなら首は、背中と頭をつなぐ場所で、背中が丸まると、前を見るために頭が前に出る。そうすると、相対的に首のカーブはなくなります。だから、背中がまっすぐになれば、頭が体の真上に来るので、本来の「首のカーブ」ができます。つまり、ストレートネックを改善するには、背中のケアが肝心なのです。

結果、ストレートネックは改善します!

【背骨】ひじ反らしエクササイズ




1.首の後ろにある出っ張った部分に両手の中指を当てる。




2. 首を包むように手でつかんで両ひじを前に寄せる。




3. 中指で首の出っ張りを押し込む。




4. 両ひじを天井に向けて上げ、背中を反らす。


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