JA保土ケ谷支店 野菜宝船のお宝分け 地場野菜を来店者に配付
JA横浜保土ケ谷支店(海野泰支店長)で1月10日、来店者を対象とした野菜宝船のお宝分けが行われた。
同支店では、10年ほど前から毎週火曜日と金曜日に行っている農産物の直売「西谷朝市会」のメンバーらが地元の野菜をより多くの人に知ってもらおうと、野菜を満載にした宝船の製作するようになったという。
1m80cmほどの木製の船に様々な野菜を盛り込み、ネギで帆に見立てられた宝船は、正月の縁起物として五穀豊穣への願いが込められている。
今年は8日に製作され、同支店の入口付近に展示された。10日の午後1時からは来店者に野菜を配付する「お宝分け」が行われた。来店者らは立派に育った野菜を手にし、持ち帰った。
定期的に朝市を利用しているという石田松子さん(西谷町在住)と黄木和子さん(同)は「野菜は普段、スーパーではなくほとんど朝市で購入している。やっぱり鮮度が違う。こうして無料で頂けるというのはとてもありがたい」と話した。
また、海野支店長は「みなさん笑顔になって頂けてうれしい。これを機に、西谷朝市会の存在と地元野菜の美味しさを知ってもらえたら」と語った。