ノンカフェインティーの新定番を探せ!
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新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
眠気を覚ましたい時などに、カフェインの入った飲み物を飲むという方は少なくないのでは?
一方で、あえてカフェインを避けているという方も多いかと思います。「カフェインレス」」とか、「ノンカフェイン」は別物だということはご存じでしょうか。
調べてみたところ、主に3パターンあるようです。
・「ノンカフェイン」は“カフェインが含まれていない原料”から作られるもの。
・「カフェインレス」や「デカフェ」は、カフェインを含む材料から、限りなくカフェインの含有量を低くしたもので、同じような意味で使われることが多いそうです。「カフェインレス」や「デカフェ」と表記するには、本来、含まれているカフェイン量を、90%以上カットしていることが条件となっているんだとか。つまり、ほんの少量であってもカフェインが含まれているということになります。
「ノンカフェインティー」というと、ルイボスティーやハーブティー、コーン茶など、今ではコンビニにも並んでいて、定番となっているお茶も多いかと思います。そんな中で、ノンカフェインティーの新たな定番を探すべく、もっといろんなノンカフェインティーを知りたい!という事で、今回は気になる存在である主に3種類のお茶集めて飲み比べをしてみました!
※ノンカフェインであっても、ハーブの効能的な観点から、妊婦さんなどには、オススメできないお茶もありますので、ご注意ください!
①「甜茶」
天然の甘さが魅力の「てん茶」。中国南部が原産のてん茶は、バラ科でキイチゴの一種である植物を使ったハーブティーです。最大の特徴は砂糖を入れていないのに感じる自然な甘さ。
2人:不思議な甘さがある。酸味もありつつ美味しい
この甘みの正体は「ルブソシド」という天然の甘み成分で、お砂糖の75倍の甘さがあるといわれているそうです。しかも、カロリーはほぼ0なので、甘いものが飲みたい時の罪悪感なしの選択肢にも良いかも⁉
花粉症対策としても注目されているてん茶ですが、ローズヒップてん茶など様々なブレンドティーも見つけました!「ローズヒップ単体よりは酸っぱさは抑えめ。冷たくしても美味しそう」と好評でした。
ルピシアの「てん茶」「ローズヒップてん茶」(3gティーバッグ10個入り、税込1,000円)
②「モリンガ茶」
モリンガは北インドが原産のわさびの木科の植物で、古くからアユルヴェーダで使用される薬草として知られています。ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、ポリフェノールなど栄養素が豊富。
2人:香りはないけど、スパイシーな風味がある。インドのスパイスを思わせる風味で、カレーを食べた後にさっぱりと流してくれそう
無印良品には、こんなブレンドティーも!
2人:単体で飲むより、フルーツとブレンドした商品の方がより香りも良く、飲みやすい!
ビオラル「モリンガ茶」(2gティーバッグ15個入り、税込322円)
無印良品「水出しフレーバーティー アップル&モリンガ」(税込450円)
③「フルーツ麦茶」
飲み慣れた麦茶にフルーティーな風味をプラスした「フルーツ麦茶」は、暑い季節の新しい定番ティーとしても注目の一品!ライチやあんずの香りが麦茶のベースと絶妙に調和し、さっぱりとした後味が楽しめます。水出しで作ることができるという手軽さも魅力的。
ルピシア「あんず麦茶」「ライチ麦茶」(いずれも期間限定)(5gティーバッグ10個入り、税込500円)
その他、りんご麦茶、パイナップル麦茶、梅麦茶、スイカ麦茶(期間限定)なども展開中。
2人:香りがすごい!美味しい!麦茶に飽きても、これがあったらうれしい
④「あずきミルクティー」
市販品だけでなく、自宅で簡単にアレンジできるノンカフェインドリンクも。スタッフお勧めの「あずきミルクティー」は、市販のあずき茶に牛乳を加えるだけの簡単レシピ。
ルイボスミルクティーがありなら、あずき茶もありなので?という事で、いざ試飲!人気コーヒーショップやティーショップでもまだ商品化されていないのでは…?
スー:麦芽コーヒーみたい!香ばしくて美味しい!
これからの暑い季節に向けて、皆さんもお気に入りのノンカフェインティーを見つけてみてください!
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)