カルディ「コーヒーの日バッグ」の値上がりが止まらないけど、そもそもなんでコーヒーが高いのか調べたら意外な理由だった
多種多様なものが販売されているため忘れられがちだが、カルディの主力商品はもちろん「コーヒー」。
そんなカルディ自慢のコーヒーが入ったお得な詰め合わせ「コーヒーの日バッグ」が2025年10月1日より登場しているぞ!
さっそく買いに行ったのたが……あまりの値上がり具合を目の当たりにし、店頭で頭を抱えるハメになってしまった。え、たった半年でこんなんなっちゃうの!?
・カルディ「コーヒーの日バッグ」
とりあえず今回のバッグを確認しておこう。10月1日から発売されている「コーヒーの日バッグ」はお値段2400円。
バッグの中には200gの「マイルドカルディ」と、120gのバッグ限定コーヒーが2袋入っている。コーヒーが豆か粉かを選択でき、バッグのカラーも2色あるため、計4種のバリエーションから選べるというわけだ。
この内容で2400円という値段がどうなのかというと、おそらくお得ではある。というのも、店頭でマイルドカルディ(200g)を買うと1166円、その他の豆は120g換算だと平均900円ほどなので、その合計金額にバッグが付くと考えれば元は十分に取れるのだ。コーヒーをよく飲む人なら買って損は無いだろう。
じゃあなんで手放しで喜べないかというと、昔はもっと安かったから。1年前である2024年の「コーヒーの日バッグ」はほぼ同じ内容で1950円だったからね。
それに、今年の春に販売された「春のコーヒーバッグ」もほぼ同じ内容なのに、その時より200円も値上がっているのだ。たった半年でその上がり幅はエグくないですか?
・なぜなのか?
なぜこんなにもコーヒーが値上がっているのか。世の中の流れがそういうもんだと思って特段気にしてなかったが、物事にはやはりちゃんと理由があるらしい。
ざっと調べてみたところ、気候変動や病気でコーヒー豆の生産量が減ったこと、そもそもの生産コストが上がったこと。あとはアジアやアフリカなどでコーヒー文化が拡大し、需要が世界規模で強まっていることなどが上げられるみたい。さまざまな要因が絡み合った結果、コーヒー豆がビックリするほど高くなってしまったんだな……。
また、原因の一つとして、中国のドリアンブームも挙げられるらしい。コーヒーなのにどうしてドリアン?と思ったが、中国のドリアンブームを受け、コーヒー生産国であるベトナムのコーヒー農家がドリアン農家に転向しているというのだ。
それが直接コーヒーの値上がりに繋がっているわけではないが、巡り巡ってコーヒー豆の供給を圧迫する一因にはなっている模様。コーヒーについて調べてたのにまさかドリアンに辿り着くだなんて思いもしなかったな。世界ってやっぱり繋がっているんだね……。
こんなことを調べておいて私はコーヒーが飲めないのだが、コーヒー好きからしたらこの値上がりはたまったもんじゃないだろう。高くなってしまったとはいえお得に買えるのがカルディの「コーヒーの日バッグ」ではあるので、気になる人は早めに店頭をのぞいてみてくれ。
参考リンク:カルディ「コーヒーの日バッグ」
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.