【横須賀イベントレポ】横須賀うみかぜカーニバル2025 - SUPや稚魚放流も！横須賀の海辺イベント

10/4(土) 6:00配信

2025年9月23日(祝日)、横須賀市うみかぜ公園にて、うみかぜカーニバル実行委員会主催の『横須賀うみかぜカーニバルin 2025』に参加してきました！

秋晴れの気持ちの良い天候の中、多くの人たちで賑わっていました。公園内は、各種ブースが並び、広々とした敷地が開放的で、自由に行き来しながら思い思いに過ごせる雰囲気に仕上がっていました。

うみかぜカーニバルとは

今回は主催者のうみかぜカーニバル実行委員会の構成団体である、マリンスポーツ財団にお話を聞きました。『みんなで！海で遊んで・学んで・楽しもう！』をコンセプトに掲げ、マリンアクティビティや、海でのマナーや安全を学べる、湘南らしい活気のあるイベントです。

マリンスポーツ財団は1963年から活動を続けており、長い歴史のなかで全国各地でマリンスポーツの普及や環境保全活動を行い、横須賀での「うみかぜカーニバル」もその取り組みのひとつです。子どもから大人まで、海で思いっきり遊びながら自然や環境について学べる貴重な一日となっています。

稚魚の放流に大興奮

イベントの最初は『稚魚の放流』。開始前から大勢の列ができるほどの人気プログラムです。

順番にバケツを受け取り、数匹の稚魚を自分の手で海へと放流していきます。

魚を釣る姿は目にすることがあっても、海へと戻す体験はなかなかできないもの。子どもたちは真剣な表情でバケツを持ち、滑り台のようにそっと海へ流していました。

「手で触って流したい！」と話す子もいましたが、係員から「手の温度で魚が弱ってしまうので、バケツからやさしく流してあげてね」と教えてもらい、納得の様子。

放流された魚が元気に泳いでいく姿を、子どもたちは目を輝かせながら、時に心配そうに見守っていました。

マリンアクティビティを体験

午前中は、風が強く荒波のため、予定されていたマリンアクティビティが全て中止となりました。午後の部は、開始時刻ギリギリまで様子を見て、キッズボートのみ台数を減らして決行に。改めて安全を考えながら、海遊びをする必要があるんだと、考えるきっかけにもなりました。

決行されたキッズボートを楽しんでいる子どもたちは、とても気持ちよさそうに沖の方まで走り抜けて行きました。今回は中止となりましたが、他にもバナナボートや、BIGSUP（事前ネット予約制）など、マリンアクティビティが無料で体験できます。海の条件が良い時に、またリベンジしたいです。

命を守る水遊びの講習

会場では、水遊びで大切な“命を守る”講習も行われていました。『一般社団法人いのちを繋ぐGOODLUCK』のブースでは、約10分ほどで水辺で必要なアイテムについて学ぶことができます。

講習で紹介された必須アイテムは次の3つ。

ライフジャケットスマートフォンケース（水中用）マリンシューズ

意外だったのは「スマホケース」。万が一、海上で孤立してしまっても、防水ケースに入れて持っていれば、すぐに助けを求められるのだそうです。当たり前のようですが、実際には忘れがちなポイントですね。さらに、「118番」が海上保安庁につながる緊急通報番号であることも教えてもらいました。合わせて覚えておきたいですね。

普段のレジャーにも活かせる実践的な知識は、親子で一緒に学んでおきたい大切な内容です。