チョーキューメイがDigital Single「青の魔法」をリリース!Vo&Gt&Vnの麗さんにインタビュー!撮り下ろしカットも見逃せない♪
2020年結成の4人組バンド「チョーキューメイ」。1stアルバム『するどいささくれ』に収録された「貴方の恋人になりたい」が日本のみならず、アジアでバイラルヒットし、SNSで話題を集めています。
2025年10月6日(月)には、Digital Single「青の魔法」をリリース。アニメ『青のオーケストラ Season2』のエンディングテーマにもなっている今作は、Naoki Itaiさんをプロデューサーに迎え、困難にぶつかって孤独を感じた時に並走してくれるような、愛にあふれた一曲になっています。
今回は、チョーキューメイのほとんどの楽曲で作詞・作曲を手がけるVo&Gt&Vnの麗(うらら)さんに、「青の魔法」の制作秘話をインタビュー! 初の対バンツアーを終えたばかりの感想や、名古屋の印象、今後の活動への意気込みは見逃せません。
西区・国際センターにある「創作料理ARANCIA(アランチャ)」でシューティングした、クール&キュートな麗さんの姿にも注目です!
肉汁あふれる!「創作料理ARANCIA」でボリューム満点のメニューを堪能
麗さんとケリーちゃん
名古屋名物をほとんど制覇しているほど、味が濃い食べ物が大好きという麗さん。今回は、円頓寺本町商店街からすぐの場所にある、「創作料理ARANCIA」にお伺いしました!
チキンライスの上にハンバーグ、ふわふわのオムレツをのせた「オムライスハンバーグ」や、中身が異なるオムレツを3段重ねたの「ミルフィーユオムライス」など、食べ応え抜群のメニューがそろう中、迷った末に麗さんが選んだのは「3種ソースオムバーグ」。
「3種ソースオムバーグ」(セットで3300円)
「オムライスハンバーグ」に、トリュフポルチーニクリームソース、ポモドーロソース、デミグラスソースの3種類のソースをかけた、コントラストが美しい一品。さらにその周りには、ウズラの卵でできたかわいすぎる“ひよこ”がのっています。なんと、目のゴマ、口ばしのコーンは一つひとつ手作業で形成しているとのこと!
届いた瞬間、麗さんは目を輝かせて「見た目からもうおいしいのが分かる!」の一言。一口食べれば、ハンバーグの肉汁がジュワッとあふれだし、どのソースともマッチする味わいが楽しめます。終始「おいしい!」が止まらない麗さん。「プライベートでも絶対に来ます!」と大満足の様子でした。
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【クーポン付】眼福で満腹。迫力満点のオムライスハンバーグ「創作料理ARANCIA(アランチャ)」【円頓寺本町商店街】円頓寺本町商店街からすぐの場所にある、「創作料理ARANCIA(アランチャ)」。肉汁あふれるボリュームたっぷりの「オムライスハンバーグ」や“チョ...続きを読む
対バンツアー完走!音楽が人と人を繋ぐ瞬間に感動
チョーキューメイ
――まずは、先日の「チョーキューメイ presents 『忘れた頃にやってくる4』」の対バンツアーお疲れ様でした!
お疲れ様でした!ありがとうございます!
――東京での開催を重ねてきた自主企画公演『忘れた頃にやってくる』は、今回初の東名阪ツアーとのことでしたが、全3公演を終えて、今の心境はいかがですか?
自分が好きなバンドを呼んで、チョーキューメイのファンのみんなにそのバンドを知ってもらって。その逆も起きて、私たちを初めて観た人が「いいな」と思ってくれる瞬間もたくさん感じて。まさに「“音楽が人と人を繋ぐ”ってこういうことなんだな」と実感できたツアーでした。そんな場面を何度も目の当たりにできて、今は幸せな気持ちでいっぱいです!
――名古屋では、初対バンとなった紫今(むらさきいま)さんをゲストに迎えられていましたが、チョーキューメイとの関係性を教えてください。
これまでチョーキューメイとしては、全く繋がりがありませんでしたが、私が一方的に今ちゃんを好きということもあり、「絶対に呼びたい!」と思っていました。
そしたら、今ちゃんは私のことを道で見かけたことがあったらしくて、家族とドライブしている時に、赤信号で停車したら、目の前の横断歩道を私が渡っていたみたいです(笑)。知らない間に認知されていて、「東京でそんな奇跡みたいな巡り合わせある!?」って驚いたのと同時に、“縁”ってやっぱりあるんだなって思いました。ちゃんと繋がって、今回一緒にライブができたことがすごくうれしかったです。
――そんな中で実現した対バンライブでは、どんな刺激を感じましたか?
参考にしたいと思う部分もたくさんあったし、それを自分たちの活動の中でどう生かしていくのか、良さに繋げていくのかが、今回の中でしっかり見つけられた気がします。もう、本当に刺激的な時間でした。
「私たちにぴったりすぎる!」運命を感じたエンディングテーマ
「青の魔法」のジャケット
――10月6日には、配信シングル「青の魔法」をリリースされたとのことで、こちらはアニメ『青のオーケストラ Season2』エンディングテーマにもなっていますね。オファーをいただいたときは、どんなお気持ちでしたか?
『青のオーケストラ』はバイオリンが出てくるアニメで。チョーキューメイの楽曲にもバイオリンを取り入れているので、「めっちゃピッタリじゃん!」と思いました。
アニメの“青春”や“人と人の繋がり”といったテーマも、私自身、楽曲制作をする上ですごく大切にしていることなので、書きやすさはもちろん、「これは絶対に書いてみたい!」と心から思える作品でした。素直にうれしかったです。
――今回も麗さんが作詞・作曲を手がけていますね。楽曲は「こんなイメージで作ってほしい」などのオーダーはありましたか?
「ただキラキラしているだけの“青春感”じゃなくて、切なさや葛藤のような、揺れ動く感情が感じられるといいですね」とお話をいただいて。そういう曲を書くのは一番得意なところなので、「これは任せてください!」という気持ちで取り組みました。
――メンバーのみなさんから意見やアドバイスはありましたか?
実はどの曲に対しても、アドバイスをもらう機会はなくて。みんな、私の「こういう音楽がやりたい」という想いを尊重してくれていて、完成した楽曲に対して「いいね!」と感想をくれるくらいです。私の世界観を信頼してくれていることが、本当にありがたいなと感じています。
――そんな中、今回はNaoki Itai さんをプロデューサーに迎えられていますね。どういった経緯で決定したのでしょうか?
私たちが作ったデモ音源をさらにブラッシュアップしてくれそうな方を探していて。Naokiさんはギターを得意とされているので、曲の雰囲気をもっと良くしてもらえるんじゃないかと思い、オファーさせていただきました。
――Naokiさんの手も加わって完成した曲を聞いた時は、どんなお気持ちでしたか?
アニメの雰囲気とすごくマッチしていて、「これがエンディングで流れたら最高じゃん!」と思える、大満足の仕上がりになりました。
ギターとバイオリンを両立したきっかけ
――「青の魔法」をはじめ、チョーキューメイの音楽では、バイオリンの音が重要な役割を果たしていると感じています。ギターとバイオリンという編成を両立しようと思った、きっかけや背景を教えてください。
元々、5歳から15歳までバイリンを習っていましたが、1度辞めてしまって。そこから、チョーキューメイを組んだ時に、バイオリンが弾けることを思い出して、やってみようとなりました。最初はライブだけの演出でしたが、どんどん「レコーディングでも弾けるよね」って話になってきて、それがバイオリンを入れるきっかけになりなりました。今ではすっかり馴染んでいます。
――今回は特に、間奏のバイオリンソロフレーズが印象的でした。やはり、作品からインスパイアされたのでしょうか?
間奏にバイオリンが入る曲はこれまでにも制作してきましたが、今回はエンディングテーマのお話をいただいた時から、「絶対にバイオリンのソロを入れよう」と、心に決めていました。それはもう「聞け!」ってぐらいの気持ちで(笑)、あえて目立つ場所にガッツリ入れました。
――アニメのエンディングテーマという特別な楽曲ですが、制作方法において、いつもと違う点や意識したことはありましたか?
実は、特別変わったことはしていなくて、いつも通りの流れで進めました。まず私が弾き語りで楽曲を作って、それを音源としてメンバーに共有し、次のスタジオ練習のタイミングでみんなで合わせていくというスタイルです。「青の魔法」もまさにそのやり方で生まれた曲です。
バイオリンのメロディも、歌のメロディを考える時と同じ感覚で、美しいと思うフレーズを追い求めながら、何度も繰り返し練習して作り上げていきました。
“青春感”満載!MVは学校で撮影
――MVでは、みなさんがプールで演奏するシーンや、教室で女の子がバイオリンを弾くシーンが登場しますね。アニメの世界観とリンクしつつ、まさに“青春感”あふれる映像だと感じました。どんなコンセプトで制作されたのでしょうか?
MVのストーリーは、アニメの内容と完全に一致しているわけではありません。でも、どこかで学生時代の思い出が交差するような感覚を大切にしていて、アニメの世界観の“隣”に存在するような映像にしたいと思って制作しました。
「キラキラしているだけが青春じゃない」と思っていて。だからこそ、青春の“曇っている部分”や、“渦中にいるときの苦しさ”みたいなものも表現したかったんです。「これが青春なの?」って感じる瞬間は、きっと誰にでもあると思うので。MVの中では、そういった孤独や葛藤にフォーカスしていて、一人でいるシーンや、孤独を感じる瞬間を大事に描いています。
――プールで演奏する機会は、中々ないと思いますが、実際に弾いてみていかがでしたか?
楽しかったです(笑)。「青の魔法」というタイトルだから、やっぱ青い場所でいいなと改めて感じたし、新鮮な気持ちになりました。
名古屋名物はほぼ制覇!?お気に入りは“あんスパ”♪
――ライブでも何度か名古屋に足を運んでくださっていますが、名古屋の印象を教えてくだささい!
私、味が濃い食べ物がとにかく大好きで!手羽先とか、あんスパ(あんかけスパゲティ)とか、味噌カツとか…名古屋名物は全部好きです。だから、名古屋に来ると町の雰囲気というよりは、ついつい食べ物に惹かれがちです(笑)。食べること自体もすごく好きなので、いろいろ食べたくなります!
――その中で特にお気に入りの名物はありますか?
やっぱりあんスパ!友達とプライベートで名古屋に行くときも絶対に食べます!
――略し方もまさにツウですね!
新体制になっても成長は止まらない!
――2024年9月に新体制となり、1年が経ちましたね。この1年を振り返ってみていかがですか?
新体制になってもならなくても、ずっと“成長し続けている”という感覚は変わりません。特にこの1年は、ツアーの規模がどんどん大きくなっていったり、ライブに限らずさまざまな経験をさせてもらったりと、本当に濃い1年でした。いろんなことに挑戦しながら、自分たちの中でも変化や成長を実感できた年だったと思います。
――メンバーのみなさんとの団結力も強まりましたか?
ライブを重ねるごとに、みんなが考えていることがより理解できるようになってきて、団結力は確実に強まりました!スタジオ練習の後にはみんなで雑談したり、真剣に音楽と向き合う時間と、ほどよく息抜きする時間が自然とバランスよく共存していて。そのおかげで、いい意味で力が抜けた、よりチョーキューメイらしい音楽が作れているなと感じています。
初の全国ワンマンツアー開催決定
――12月には、名古屋の冬のロックの祭典「MERRY ROCK PARADE 2025」への出演を控えられていますが、フェスで魅せる時に意識されていることはありますか?
フェスはワンマンライブに比べて演奏できる時間が短いので、その限られた時間の中で、どうやってチョーキューメイの良さを伝えるかをいつも考えています。セトリはかなり慎重に組みますし、そのフェスならではの煽りや盛り上げ方も意識して、ライブの構成を工夫しています。
――来年には、全国ワンマンツアー 「音のしない はじまりが 聴こえる」の開催も発表されましたね。おめでとうございます!チョーキューメイ史上最大規模の全国9都市を回るツアーとのことで、意気込みを教えてください。
ありがとうございます!愛知では「名古屋ElectricLadyLand」が会場になっていて、ここでワンマンライブをやるのは初めてなんです。だから、「本当にお客さん来てくれるかな?」っていう不安もありつつ、それ以上にチョーキューメイを好きな方には絶対に観に来てほしい想いが強くあります。
来てくれた方たちを絶対後悔させたくないし、むしろ「最高だった!」って思ってもらえるライブにしたいです。だから、ちょっとでも気になってくれている方がいたら、ぜひ遊びに来てください(笑)。
――タイトルからもチョーキューメイらしさを感じました!こちらは麗さん考案ですか?
そうです! 昔リリースした「最後に、まだ」という曲の歌詞の中に、「音のしない始まりが聴こえる」という一節があるんですが、その言葉が心に残っていて。バンドで“音のしない始まり”を例えると、音を鳴らす前の空気だったり、立っているだけで伝わる何かだったり、そういう“音以外”で見せることだと思っていて。それってすごくかっこいいなって感じたんです。
それに、私はいつも「今日、ここが始まりだ」っていう気持ちでいたくて。何かの途中だと思うと、どうしても気合いが入らなかったり、流れに身を任せちゃったりするけど、「今この瞬間が始まりだ」って思えば、もっと頑張れる気がして。なので、ツアー名に決めました。
――最後にKELLY読者にメッセージをお願いします!
ワンマンライブで名古屋に行く機会がまだ少ないので、「気になるな」「ちょっと行ってみようかな」と少しでも迷ったら、絶対遊びに来てほしいです!頑張ってチョーキューメイの虜にするので(笑)、ライブハウスでお待ちしています!
――絶対虜になること間違いなしです!本日はありがとうございました!
チョーキューメイ Digital Single「青の魔法」
2025年10月6日(月)リリース
アニメ「青のオーケストラ Season2」エンディングテーマ
チョーキューメイ 2026 全国ツアー 「音のしない はじまりが 聴こえる」
【愛知公演】
■日程
2026年4月5日(日)
開場16:00/開演17:00
■会場
名古屋ElectricLadyLand(愛知県名古屋市中区大須2-10-43)
■チケット料金
前売り4800円、当日5300円(ドリンク代は別途必須)
▼チケットの申込はこちら
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=654557
公式サイト
https://choqmay-official.com/
X
@Cho_Q_May
Instagram
@choqmay
YouTube
@Cho_Q_May
撮影/千葉亜津子
※掲載内容は2025年12月時点の情報です
※価格は税込み表記です