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鶴見区予算 3本柱で住みよいまちへ 自主企画事業に約1億円

タウンニュース

3本柱で住みよいまちへ

横浜市の2025年度予算が3月の横浜市会で可決された。それに伴い、鶴見区の自主企画事業も確定。事業費は昨年度よりも21万5千円減の1億945万6千円。防災や多文化共生、子育て・健康づくり施策などのほか、27年の区制100周年に向けた取組みもスタート。計40事業で「いつまでも住み続けたいまち鶴見」を目指していく。

区の自主企画事業は、市民局の「個性ある区づくり推進費」の中に位置づけられ、地域の課題やニーズに迅速かつ、きめ細かく対応するためのもの。予算編成にあたっては、「いつまでも住み続けたいまち鶴見」を目指し、3つの重点施策を掲げる=表参照。

「地域力の強化」では、主な事業として防災活動の推進や自治会町内会振興事業、鶴見・あいねっと推進事業が並ぶ。

防災では、横浜市が新たに策定した地震防災戦略に基づき、区内で風水害や地震などの都市災害に備えるための啓発活動を拡充。中学校での防災講座などを予定する。

「区内経済・活力の向上」では、多文化のまち・つるみ推進事業や区環境行動推進事業などの取組みを行う。

多文化共生では、1万7千人を超える外国人居住者が暮らしやすいまちを目指し、ごみの出し方など日常生活の情報を確認できるWEBページの多言語化を行う。また、国際交流ラウンジでの学習支援を充実化させるためにコーディネーターの増員も行う。

そして、環境では脱炭素行動推進のため、企業と連携した啓発事業や、沖縄をテーマに楽しみながら環境問題を学べるイベントも企画する。

「子どもから大人まで安心・元気に」では、つるみDE子育て応援事業やつるみの未来を育てる保育所事業、ヘルスアッププランなどを実施。

子育てでは、身近な地域での支援や保育所支援の充実などを図る。

健康づくりでは、30代から50代への生活習慣病の予防啓発や、昨年度作成したウォーキングマップを地区別に作成することを検討している。

区制100周年への取組みも

そして、2027年の鶴見区制100周年に向けての取組みも本格的に始まっていく。今年3月に自治会連合会や企業、団体らと立ち上げた記念事業実行委員会を中心に、一体となって企画などを検討していく。

区の担当者は「27年には市内で他に4区が100周年を迎えるので、情報共有もしながら、皆さまと一体になって機運の醸成を図っていければ」と話した。

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