“レジャー費”が増える秋。「節約上手な人」が外出時にしている“3つの節約術”
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。連休も多く行楽日和の秋は、意外とお金がかかる時期ですよね。そこで今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、節約上手な人が秋の外出時にしている節約術をご紹介します。
(1)チケット類はなるべく安く買う
夏より涼しくなり過ごしやすくなる秋は、連休が多いこともあり、お出かけを楽しみたいという人も多いことでしょう。
お出かけの際に、宿泊料金とは別に意外と高くつきやすいのがさまざまなチケット類です。
1人分ならまだしも、家族が多くなるほど、チケット代の存在感に意外とびっくりしてしまうこともありますよ。
節約上手な人は、このようなチケット類こそ、前売り券があるなら前売り券を購入したり、会社の福利厚生などで割引チケットを購入したりすることで、多少でも抑えられるように工夫しているものです。
1枚当たりの割引額が少なくても、複数枚だとまとまった金額になることも多いので、浮いたお金でランチを豪勢にするなど、お出かけを楽しむことにお金を使うこともできますよ。
(2)こだわりのないところはケチる
お出かけが続く時期は、日頃のストレスからの解放感もあり、お財布のひもが際限なくゆるみがちになりやすいもの。
せっかくお出かけに来ているのだからと、いつもより高めのフードやドリンク類でも躊躇なく購入してしまったり、気分に任せて大量のお土産を買ってしまったりすることもあるでしょう。
とはいえ節約上手な人は、楽しみにしていたお出かけでも、羽目を外しすぎた買い物はしないものです。気になるお店のドリンクは遠慮なく購入しても、ちょっとのどを潤す程度ならスーパーのお茶で済ませるなど、費用を抑えられるところは抑えて、全体的なバランスを取ろうとする人が多く見られます。
もちろん、いくら支出が増えても気にならない人なら、ここぞとばかりにお出かけを楽しんでしまうのもひとつの方法です。しかし、支出が多すぎることにあとからびっくりしたり、支払いが苦しくなってしまった経験がある人は、こだわりのない部分をケチることで、お出かけの支出が増えすぎるのを防止できますよ。
(3)思いつきで出かけない
思いがけず天候に恵まれた連休などは、いつもにもましてお出かけしたいと気分も盛り上がるものですよね。
とはいえ、いくら行楽日和とはいえ、今日のお天気を見て突然遠出することを決めてしまう人は、お出かけを楽しくすることは得意でも、お金の計画などは一切立てないことが多いため、お金を貯めることは苦手という人が多く見られます。
上手に節約しつつもお出かけを楽しみたいなら、ある程度の計画性をもってお出かけを楽しむことも、節約上手になるためのコツですよ。
秋のお出かけを楽しもう
連休も多く、お出かけしやすい気候の秋は、思いがけずお出かけの費用がかさんでしまいがちです。
せっかくの行楽日和ですから、後からお金の心配をしなくてもよい範囲で楽しめるようにすると、年末に向けたお金の準備もしやすくなりますよ。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー