グンゼの中間期決算は円安の影響でアパレル事業の営業利益が46%減
グンゼは11月6日、2025年3月期の中間期決算を発表した。売上高は673億2900万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は35億6600万円(同10.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は29億5600円(同11.3%増)と増収増益だった。
「ボディワイルド(BODYWILD)」や「キレイラボ(KIREILABO)」などのアパレル事業は、売上高は前年同期比1.7%増の298億6900万円と増収だったものの、円安による仕入れコストが膨らみ、営業利益は同46.1%減の4億1700万円と大幅な減益だった。
アパレル事業は、売上構成比で44%を占めているものの営業利益での構成比は8%程度だ。売上構成比が38%で営業利益の構成比が62%を占める機能ソリューション事業と比較すると、アパレル事業の利益率の低さが課題として見えてくる。
グンゼの2025年3月期の連結業績予想は、売上高は1400億円(前年比5.4%増)、営業利益は90億円(同32.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円(同46.8%増)としている。