済生会神奈川県病院 渡り廊下に「美術館」 地域団体の作品を展示
済生会神奈川県病院=富家町=の西館と東館をつなぐ渡り廊下で7月末から、地域で活動する文化団体の作品を月替わり展示する試みが始まった=写真。題して、「まちの美術館」。
同院地域交流室の鎌村誠司室長の発案。「心が塞ぎがちになる患者さんが、前向きな気持ちになれば」との思いで始めた。初回は老人福祉センター横浜市うらしま荘で活動する「うらしま水墨会」会員の水墨画を8月23日まで展示中。同会の長谷川輝之代表は「こうした場所で作品を発表できるのはありがたいですね」と話した。