33イニング連続無失点中の中日・髙橋宏斗がDeNA戦に先発 自身3勝目狙う濵口遥大と対決
7月は4戦4勝、防御率0.00と圧巻の投球見せた髙橋宏斗
33イニング連続無失点中の中日・髙橋宏斗が6日、岐阜の長良川球場で行われるDeNA戦に先発する。
4年目右腕は今季ここまで13試合に先発してチームトップの8勝(1敗)を挙げ、防御率0.48、QS(6回以上自責点3以下)も12度記録と、圧巻の投球を見せている。前回登板した7月30日のヤクルト戦(バンテリンドーム)でも7回119球を投げて3安打9奪三振無失点で、自己最多となる8勝目を手にした。
これで6月28日のDeNA戦(バンテリンドーム)から33イニング連続無失点。7月は4戦4勝、防御率0.00で駆け抜けた。2020年に大野雄大が記録した45イニング連続無失点の球団記録も視界に捉えつつある。
DeNAとは今季6月28日に1度対戦し、6回75球を投げて7安打4失点(自責は2)で黒星を喫している。長良川球場での登板は自身初。3日後に22歳の誕生日を迎える若竜は、8月初登板となる今日の試合でもスコアボードにゼロを並べることができるか注目だ。
今季中日戦初登板の濵口遥大
一方、DeNAの先発は濵口遥大。今季ここまで8試合に先発して2勝3敗、防御率2.76、QSは3度のみと不安定な投球が続いている。前回登板した7月30日の広島戦(マツダスタジアム)でも、3回43球を投げて8安打5失点(自責は4)でKOされ、黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板に臨む。
中日とは今季初対戦。昨季は2試合に先発して1勝1敗、防御率1.64の好成績。ただし、9回7安打1失点(8月10日・横浜)、2回7安打4失点(9月23日・横浜)と安定感のなさが垣間見える投球内容だった。
チームは後半戦に入って1勝8敗と絶不調で、3位・阪神とのゲーム差も6まで開き優勝どころかAクラス入りにも暗雲が漂い始めている。この嫌な流れを断ち切るためにも、8年目左腕の好投に期待がかかる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織-広島・アドゥワ誠(東京ドーム)
ヤクルト・M.ヤフーレ-阪神・才木浩人(神宮)
【パ・リーグ】
楽天・早川隆久-日本ハム・金村尚真(楽天モバイル)
ロッテ・小島和哉-ソフトバンク・L.モイネロ(ZOZOマリン)
オリックス・A.エスピノーザ-西武・渡邉勇太朗(京セラD大阪)
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記事:SPAIA編集部