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大和警察署 初の「防犯ごみ拾い」 中学生や企業等と合同で

タウンニュース

タバコの吸い殻を拾う生徒

大和警察署(松本和彦署長)と大和中学校(高井文子校長)、大和市役所、企業、防犯ボランティア団体などによる「合同防犯ごみ拾い」が4月25日、大和中学校の周辺地域で初めて開催された。当日は150人ほどが参加し、約1時間の活動で計78・96kgのごみが回収された。

同署によると、ごみが放置された場所は人の目が行き届いておらず、犯罪が起こりやすい傾向があるという。

今回の「合同防犯ごみ拾い」は、環境改善の一環としてごみ拾いを行うことで、各種犯罪の抑止につなげようという取り組みだ。同校の生徒会や委員会、剣道部や野球部に所属する生徒、有志も集まり、100人以上の生徒が参加。警察や市役所、防犯ボランティア団体、イオンモール株式会社などの企業も連携して行われた。

当日は15グループに分かれ、道路脇の目につきやすい場所だけでなく、草むらや植え込みの下なども細かく確認。見つけたごみは、燃えるごみと燃えないごみに分別しながら回収していった。

市環境・公害対策課によると、燃えるごみは45・73kg、燃えないごみは33・23kgで、計78・96kgが回収されたという。最も多かったごみはタバコや空き缶、ペットボトルだった。

参加した美野輪莉奈さん(中3)は「きれいな街だと思っていたが、見えないところにごみが多く落ちていることを実感した。今後は見えないところにも目を配りたい」と振り返った。同署員は「今後は大和署管内の各地でもこの活動を広げていき、犯罪が起こりにくい社会づくりに努めていきたい」と話した。後日、回収されたごみの分量や取り組みの様子から優勝班が決められ、学校にて表彰を行うという。

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