安定感誇る広島4本柱の一角・森下暢仁か、復活目指す中日の沢村賞左腕・大野雄大か
7勝4敗、防御率1.68の森下暢仁
広島・森下暢仁が3日の中日戦(マツダスタジアム)に先発する。
今季は14試合で7勝4敗、防御率1.68。ハーラートップの床田寛樹、防御率トップの大瀬良大地、九里亜蓮とともに先発4本柱の一角を形成している。
中日戦は4月27日に登板して7回1失点で勝ち投手。上林誠知に一発を浴びたものの5安打に封じた。
ルーキーイヤーから隔年で2桁勝利を挙げており、5年目の今季は10勝する順番だ。混沌とするセ・リーグ優勝争いから抜け出すためにも森下の右腕に期待がかかる。
二軍調整で手応えつかんだ大野雄大
一方、中日の先発は大野雄大。昨年4月に左肘クリーニング手術を受けた影響で、今季は3試合に登板して1勝2敗、防御率9.53にとどまっているが、二軍調整を続けてようやく調子を上げてきた。
前回7月27日のウエスタン・オリックス戦では7回92球を投げて2安打無失点。復活へ手応えをつかみ、一軍復帰へゴーサインが出た。
2020年に10完投6完封で最優秀防御率(1.82)を獲得し、沢村賞に輝くなど、プロ通算85勝の実績の持ち主。9月で36歳になるとはいえ、本来ならローテーションの中心を担うべき存在だ。
チームは5位に沈んでいるが、混戦の今季はまだAクラス浮上の可能性も大いにある。実力派左腕がシーズン後半にかけて救世主となるか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・井上温大-ヤクルト・高橋奎二(東京ドーム)
DeNA・吉野光樹-阪神・大竹耕太郎(横浜)
【パ・リーグ】
西武・武内夏暉-楽天・瀧中瞭太(ベルーナドーム)
オリックス・田嶋大樹-ロッテ・西野勇士(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・有原航平-日本ハム・根本悠楓(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部