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神奈川区在住かのんさん いじめ問題に漫画で光を AI創作で初出版

タウンニュース

書籍の表紙

神奈川区在住のKindle作家(AI漫画家)のかのんさんが、電子書籍『マンガでわかるいじめ解決!ポジティブほうれんそう』を上梓した。自身初の出版は、長年描きたいと思っていたいじめ問題がテーマ。「いじめを減らし、みんなが笑顔で過ごせる学校生活に少しでも貢献できれば」と思いを語る。

ポジティブほうれんそう

同書はいじめられている人、いじめを見ている人、いじめをしてしまっている人の三者の立場から、いじめ問題について向き合う内容となっている。キーワードは、”ポジティブほうれんそう”。助けを求めたり報告したりすることを、「チクるというネガティブな行動ではなく、前向きな行動であるという意識に変えてほしい」とかのんさんは話す。

書籍内では、学校生活でのいじめをテーマにした漫画で、それぞれの立場の登場人物たちが、ポジティブほうれんそうを通して変わっていく様子をわかりやすく描いている。また、解説パートも設けられ、学校や家庭での実践のポイントも紹介している。「漫画にすることで、子どもたちにも親しみやすくした」と話すかのんさん。いじめの発端となる小さな問題を解決することが大切だといい、「嫌なことを伝え、見て見ぬふりをしない意識を作ることで、いじめの抑止にもつながる。いじめ問題の解決はもちろん、その先で好きなことや将来の夢を見つける原動力になってくれれば嬉しい」と書籍に込めた思いを語る。

普段はWebデザイナーとして活動しているかのんさん。実は今回の作品は、登場人物のデザインからコマ割りまでAI技術を使って制作した。自身が長年抱いていた、いじめに関する本を出版するという夢を一つ実現。「少し苦戦もあったが、誰もが気軽に発信したいことを伝えられるのが魅力。ぜひ色んな人に挑戦してほしい」と笑顔を見せた。

書籍は、アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」で購入できる。紙媒体での発売も予定。

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