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猫が『ついやってしまうこと』5選 どうしてもガマンできないのは本能のせい?

ねこちゃんホンポ

1.爪とぎ

猫がソファーや壁などに爪とぎをして困っている飼い主さんもいるのではないでしょうか。猫の爪とぎは本能による行動なので、やめさせることはできません。猫は狩りをする動物で、獲物を捕まえるために爪とぎをして尖らせておく必要があります。

また、猫は縄張りを持つ動物です。自分のにおいをつけて縄張りを主張するのですが、その方法のひとつが爪とぎなのです。足裏から出るにおいを爪をといでつけています。

爪とぎをしてほしくない場所には保護シートを貼ったり、猫の好みの素材の爪とぎ器を複数個設置したりすることで、飼い主さんが困ることが減ってくるでしょう。

2.早朝に活発になる

猫が早朝に飼い主さんを起こそうとしたり、部屋の中を走り回ったりすることがあります。猫は薄暗い時間帯に活発になる動物で、早朝や夕方に狩猟本能が働くためです。

飼い主さんの生活に合わせて行動するようになる猫もいます。規則正しい生活をすることで、飼い主さんが起きる時間に猫も起きるようになってくるでしょう。

寝る前に遊んでエネルギーを発散させてしっかり寝るようにしたり、自動給餌器を設置して猫に起こされないようにしたりする方法で対応できる可能性もあります。

3.トイレの前後にハイテンションになる

猫はトイレの前後にテンションが高くなることがあり「トイレハイ」と呼ばれることもあります。トイレハイは、急に走り回る、大きな声で鳴く、トイレの砂を激しく掘る、爪とぎをするなどがあります。

トイレハイの原因ははっきりと分かっていませんが、敵に狙われないように走って移動するため、無事に排泄できて安心したためなど、本能的な行動といわれています。

4.高い場所に登る

猫は高いところが好きです。高いところに登りたがるのは、敵に襲われないようにするため、周りを見渡して敵や獲物を見つけるためなどの理由があり、本能的に落ち着ける場所なのです。

窓際やリビングにキャットタワーを置いて高いところから外を眺められるようにしたり、家族の様子を見られるようにしたりすると、猫のストレス対策につながります。

5.狭いとこに入る

猫は体がフィットする狭くて薄暗い場所が好きです。敵から身を守るためだったり、獲物がいる可能性があり好奇心がそそられたりするなど、本能的なものといわれています。

飼い主さんが気づかぬうちに押入れや引き出しの中に入って閉じ込めてしまわないように注意しましょう。また、体調が悪いと敵に襲われない狭いところに隠れて、体を回復させようとすることがあります。

狭いところに入ったままでてこないときは、排泄や食欲などいつもと違うところがないか観察をして、動物病院を受診しましょう。

まとめ

猫がついやってしまう行動は本能によるものが多いです。安全な室内で暮らしていても、身を守る、獲物を捕まえるなど生きていくために必要なことなのでついしてしまうのです。猫の行動に困ることもありますが、猫について理解を深めながら対策をしていきたいですよね。

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