空鞘稲荷神社の夏越祭 平和記念公園からも望める打ち上げ花火に多くの人出
広島市中区本川町に鎮座する空鞘稲荷神社で、2025年6月29日(日)に「夏越祭 ~水無月の大祓い~」が開催され、打ち上げ花火の見学に多くの人が集まりました。
空鞘稲荷神社は広島市中心部から近い場所に位置しており、打ち上げ花火は神社のすぐ横を流れる本川から打ち上げられます。
神社で毎年開催される夏越祭は地元住民に親しまれている夏祭りですが、祭りのフィナーレを飾る打ち上げ花火は広島市内屈指の観光スポット・平和記念公園からも鑑賞できるため、地元住民のみならず広島を訪れている多くの観光客も見学に集まり賑わいます。
なかでも人気のビュースポットとなるのが相生橋。打ち上げの開始が近づくと、橋の歩道は花火を一目見ようと多くの見学客で埋め尽くされました。
花火はライトアップされた原爆ドームを背景に打ち上がることから、平和記念公園にある相生橋やその周辺にも多くの見学客が集まりました。
広島観光の中心地から見ることができる打ち上げ花火。夜の平和記念公園を散策中の観光客の中には、この日花火が打ち上がることを知らない方も多く、特に外国人観光客は予期せぬ花火に驚きながらも歓声を上げていました。
打ち上げ花火が終わると、見学客は一斉に空鞘稲荷神社へと足を運び参拝。広くはない境内や周辺は多くの参拝客で溢れ、設置された大きな茅の輪をくぐる長い列が続きました。
広島観光の中心エリアで夏の夜空を彩る花火を楽しめる貴重な機会として、今年も多くの市民や観光客が集まった夏越祭となりました。