「ガールズ&パンツァー」の聖地巡礼!アニメの舞台、茨城県大洗町へ
SBSアナウンサーの青木隆太です。先日、茨城県大洗町に行ってきました!静岡からは電車で4時間半ほどです。
こちらはアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台。今回の訪問はいわゆる「聖地巡礼」です。静岡で聖地巡礼と言えば、「沼津」と「ラブライブ!サンシャイン!!」が馴染み深いですね。
「ラブライブ!サンシャイン!!」と同じく「ガルパン」も聖地巡礼で大成功をおさめたという作品、放送時期はガルパンの方が4年ほど早いので、むしろ先輩と言えるかもしれません。
私は大洗2回目、ただ前回は取材帰りで十分な時間を取れませんでした。今回、聖地巡礼で友人たちと一緒に大洗町を回りましたが、非常に良く、快適に楽しめる仕掛けがたくさんありましたのでリポートします。
コンパクトにまとまる聖地。短時間でも充実感
私たちが大洗駅に到着したのは、正午ごろ。朝のんびりしたため遅めの到着となりました。町の玄関口には顔はめパネルや観光情報などがあります。
そこから大通りを南西にまっすぐ進み、およそ1kmの場所にあるのが、大洗マリンタワー。町のシンボルで、作品の中でも何度も出てくる観光スポットです。
大洗マリンタワーで昼食をとったあと、歩いて商店街へ。
ガルパンは柔道や剣道と同じように「戦車道」という競技が存在する架空の世界で、女子高生が戦車でバトルする作品。市街地戦として町を舞台に戦うシーンがあります。町の様子が数多く描かれ、町の中心部を歩いていれば至る所にアニメで見た映像がある!という興奮を味わえます。町内はレンタサイクルも整備されており、車がなくてもしっかり周れることで、遠方勢に優しく、短くとも充実した時間を過ごすことができました。
至る所にある看板。各店舗の個性豊かなグッズたち。
大洗に行くと、本当に至るところにキャラクターパネルがあります。周り切るのにどれくらいかかるのか検討もつきません。ガルパンは登場するキャラクターの数も多く、パネルの種類も様々です。これに加えて戦車のパネルもあります。一つ一つ写真に収めて、ついでに店の中に入って、買い物をして…各店舗でコラボグッズを扱っているのも購買意欲をそそられました。
さらにコラボグッズを買うと、缶バッチがもらえるなど、とにかく買うきっかけが多かったのも印象的です。特に「大洗ガルパンギャラリー」というグッズ専門店が整備されていて、実用性も兼ね備えたガルパングッズが揃っています。
「オタクは経済を回す」なんて言うこともありますが、まさにそれは町の仕掛けがあってのことかもしれません。
街歩きを彩るグルメ。コラボグルメもたくさん!
街歩きには必須と言っても過言ではないのが、食べ歩きです。大洗はここも充実していました。
お団子、壷焼きのサツマイモ、特産のアンコウバーガーにうめドリンクと手軽にさっと頂けるグルメが揃います。パッと食べられることで、店舗に持ち込まずに済むことも嬉しい要素です。
もちろんコラボしたグルメも。カフェの紅茶、2日目水戸市でいただいた戦車カツ。宿泊したホテルでは、ガルパンプランということで、戦車ケーキも!
ちなみに大洗はアンコウが有名ですが、ホテルでいただいたアンコウ鍋が絶品でした。
お腹の容量の問題で、泣く泣く諦めたグルメもあり、次来たときには食べるぞ!と再訪したいと思わせてくれました。
厚生労働省が公表するアニメ・コンテンツツーリズムの「アニメ聖地88ヶ所」には、静岡県から2018年時点で、あまんちゅ!(伊東市)、ラブライブ!サンシャイン!! (沼津市)、ちびまる子ちゃんランド、ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~(静岡市)、ガヴリールドロップアウト(浜松市)が選ばれています。
今回訪問したガルパンと大洗はアニメコンテンツツーリズムのロールモデルと言えるはず。静岡からガルパンと肩を並べるくらいの次なる作品が出てくることを楽しみにしています。