神奈川県の障がい者作品展に約6千人来場 横浜赤レンガ倉庫で「ともいきアート展」
神奈川県が主催する「第1回かながわともいきアート展〜生きること、表現すること〜」が11月15日から24日まで横浜赤レンガ倉庫で行われ、県内外から約6000人が来場した。
障がい者アートを「ともいきアート」と称し、県内各地で展示を行ってきた県が、その魅力をもっと多くの人に伝えたいと開催。今回の大型展示では県内在住、在勤、在学、通所する障がい者から募集した作品123点と県内の障害福祉サービス事業所6団体の招待作品77点、合わせて200点を展示。作家らがワークショップを開くなど、来場者は作者の個性と魅力が表現された作品ひとつひとつに足を止め、感嘆の声を上げていた。
受賞作品、受賞者は次の通り。敬称略。▽大賞…「不滅の国」萌木さく▽準大賞…「TUKI」川戸由紀▽神奈川県知事賞…「冬の空」ベイ▽審査委員特別賞…「乱暴にやさしく。」助六(中津川浩章委員)、「無題」MAKI(加藤弘子委員)、「顏」RUKA(小林涼子委員)、「LOVECOLLEAGUES(あいするなかまたち)」ミモ・ザ・シータ(セインカミュ委員)▽オーディエンス賞…「猫のパズルコアラ」ねもとおさむ▽かながわ地方創生SDGs賞…「ちから」渡邉真理▽ともいき賞…「元気」佐野仁美、「まきしまきしまきし」川又悠生、「縫う」田中努、「大好き」川村遼亮、「歯医者さん」小山翔平