「フルーティで夏向き！」低アルコール 日本酒『アルゴ』は翌日ひびかなかった！【日本酒】
最近「低アルコール」のお酒が人気です。翌日にひびきにくいことも理由の1つのようです。でも日本酒は（約14％で）どうしようもないからなあ…とあきらめている人がいたら、アルコール度数5％の『月桂冠 アルゴ 日本酒5.0』を教えてあげたいです。今回は日本酒好きが飲んで味わいをレポートします！
夏にぴったり！ 月桂冠の低アルコール日本酒『アルゴ 日本酒5.0』とは？
今回紹介する『アルゴ 日本酒5.0』は、「月桂冠」の新ブランドです。
月桂冠とは
月桂冠は、江戸時代初期の1637年（寛永14年）、初代・大倉治右衛門が京都・伏見の地で創業し、1868年の鳥羽伏見の戦いもくぐり抜けた老舗メーカーです。
老舗でありながら、時代のニーズに応え、美味しさへの追求はもちろん、日本酒の新しい楽しみ方を次々に提案しています。
「週末だけでなく平日も気にせず楽しめる」がコンセプト
浴衣姿の川栄李奈さんが出演するTVCMも、日本の夏と親しみやすさが感じられて好印象
『月桂冠 アルゴ 日本酒5.0』（300mL瓶・実勢価格 税込418円・2024年9月23日発売）は、月桂冠が“もっと気軽に楽しめる日本酒”を目指して開発した、アルコール度数5%の新ジャンル日本酒です。「週末だけでなく平日も気にせず楽しめる」をコンセプトに、爽やかな酸味とコクで心地よい余韻を楽しめるといいます。
通常の日本酒は14〜16%なので、約3分の1の5％というのは驚きです。
発売は昨年の秋ですが、夏に向けて冷酒のCMもやっているので、気になったのは筆者だけではないはず。でもいざ買おうと店舗で探してもなかなか見つからず、入手に苦労してしました。結局バスを使って、お酒も多く扱っているよく行くスーパーのライフで買うことができました。
新ジャンル日本酒「アルゴ」を飲んでみよう！
「ストレート」
まずはそのまま、ストレートでいただく。日本酒のおいしそうな香りがして、水色は透明です。
味わうと、え…なんてさわやかな酸味！これ日本酒？これまで飲んだことがないタイプの日本酒の味わいに驚く。薄めのおいしい甘酒のようでもあり、一瞬（大好きな）「どぶろく」も頭をよぎります。さわやかな酸味・フルーティさと共に、なんとも軽やかで、まろやかな水のような感覚です。
「ロック」
お次は日本酒オンザロックでいただく。なんとも涼しげ。
飲んでみます。冷やされることで、酸味がよりまろやかになり、角が取れに取れた白ワイン寄りの印象に変化します。氷が入っているのでより飲み口がよく、もう止まりません。さわやかな酸味は夏にぴったりだと思います。
何より、原材料が米（国産）と米こうじ（国産米）のみ、というのが気に入りました。純米酒派としては。
月桂冠の良いところ
月桂冠で最近筆者がいいなと思ったのは、『月桂冠 THE SHOT』。リキャップ可能な少量タイプで、価格も300円程度なのはもちろんですが、新しさとクラシックさを両立させたパッケージデザインに胸がキュンとしてしまいました。カップ酒は最高に好きだけどリキャップできないし、箱入りだとストロー差したくなってしまうのと美味しさ的になにか違う気がしていたので。もし電車で旅をする機会があったら、ぜひ『月桂冠 THE SHOT』をお供にしたいです。
まとめ 〜新ジャンル日本酒を飲んで
日本酒の新しい楽しみ方を提案してくれる、まさに新感覚の一本に出会えて良かったです。最初は正直なところ、違和感がありました。酸味の強い日本酒って…と。ただ慣れてくると、新しい日本酒と認識することができ、特に氷を入れて飲むことで、新感覚日本酒がおいしくなりました。シンプルな原材料で、炭酸が入っていないところも好きです。そしてなにより、飲み口がいいですが、低アルコールだから平日でも安心して日本酒が楽しめました。
※お酒は二十歳になってから
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