旧江戸川のテナガエビ釣りで良型交じり19尾キャッチ【千葉】流れを読んだポイント選びが奏功
晴れ間の広がった6月2日、千葉県浦安の旧江戸川へテナガエビ狙いで釣行した。人気の堀江排水機場前に釣り座を構え、丹念にポイントを探ると、アタリ連発で良型が次々とヒット。短時間ながら19尾をキャッチする好釣果となった。気温上昇とともに本格化するシーズンを前に、今後の釣果にも期待が高まる。
旧江戸川でテナガエビ釣り
梅雨のような長雨の合間に晴日となった6月2日(月)、千葉県浦安地区にある旧江戸川にテナガエビ狙いで釣行した。
前日まで北風が強く寒く感じる気温から一転して、夏日を思わせる初夏の陽気。河川敷では散歩やサイクリングを楽しむ人が多い。ここは、広大なポイントがあるので、どの場所でもテナガエビ釣りを楽しむことができる。
今回向かったのは、堀江排水機場前。捨て石が並んでいて、エビのほか前打ちやルアーで狙うクロダイやシーバスのポイントになっている。
ポイントの様子
当日の潮回りは小潮。浦安地区は7時56分に潮位163cmで満潮となる。10時ごろ到着して様子を見ると、平日なのに釣り人が多い。
そこで、少し離れた静かな場所に釣り座を構える。市販の玉ウキ仕掛けをノベ竿に結んで、エサの赤虫を付ける。
捨て石の際に落とすが、潮位が高く川の流れが速いのでアタリはほとんどない。障害物の下や、岩陰にいることが多いので、流れが緩やかな場所を移動しながら狙う。
良型が連続ヒット
着いていそうなポイントを丹念に探っていくと待望のアタリ。エビ独特の手応えを楽しみながら1尾目をゲット。続けて同じ場所を狙うとウキが水平に移動。ころ合いをみて静かに竿を上げると、ピンピンと竿を跳ね上げるような引きを楽しめる。
しかし、アタリがあってもハリ掛かりしないことが多く、微妙なかけ引きが面白い。釣れるポイントでは、良型が連続ヒットするので集中的に狙い、ダボハゼ(チチブ)が多い場所は早めに見切るのがコツだ。
短時間で19尾とまずまず
適度な障害物を探しながら転々と場所移動。13時までアタリがひん発する場所を重点的に狙った結果、短時間ながら良型交じり19尾を釣ることができた。例年だと梅雨入りすると気温上昇と伴ってトップシーズンになる。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年6月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。