【宝石販売店としては全国初】「宝石みのわ」が、長岡花火をモチーフにしたジュエリーを販売 デザインは地元出身タレントの相沢まきさんと今井美穂さん
初回掲載日 2024年7月27日
新潟県新潟市を拠点に、「宝石みのわ」「ジェンメオミィム」などのブランドを展開している株式会社みのわは2024年7月17日、長岡花火財団とパートナーシップ協定を結び、長岡花火をモチーフにしたネックレス、ブローチなどの販売を発表した。
ダイヤモンドと真珠を組み合わせてデザインしたジュエリーは、全4種類。天然石を用いているため、輝きはどれも一つとして同じものはなく、自分だけの特別な演出を楽しめる。デザインを手掛けたのは、新潟県出身タレントの相沢まきさんと今井美穂さんだ。
ダイヤモンドと真珠を組み合わせたデザインは4種類
昨年の長岡花火大会後に、「全国で有名な長岡花火をもっと盛り上げたい!」と、箕輪泰章代表が、同社のプロモーションを依頼している株式会社パワーマネジメント(名古屋市・富山泰源代表取締役)に協力を依頼し、企画が実現した。相沢さんと今井さんの二人にデザインを依頼し、何度も対面やリモートによる打ち合わせを行った結果、ようやく現在のデザインに漕ぎつけたという。
長岡花火は私たちに感動を与えてはくれるが、一度みたらそれでおしまい。花火の終わりと共に、感動や高揚感などは、平凡な日常生活を送るうちに次第に失われていく。相沢さんによれば、花火をジュエリーに託すことで、花火をみた直後の高揚感や感動を、いつまでも失わないように留めておくことができるという。
「多くの人に身につけてもらいたい」と語る相沢まきさん
ネックスレスとしてだけではなく、ピンブローチとしてもオーダーできるので、女性だけではなく、男性でもジュエリーを楽しむことができる。
ジュエリーはピンブローチにすることもできる。男性でも楽しめる
モチーフにしたのは、長岡花火財団のホームページのトップにでてくる迫力ある復興祈願花火フェニックスだ。2014年、同花火誕生のきっかけとなった中越大震災を地元で体験した今井さんにとっても、今回の企画は感慨深いものとなったようだ。「長岡花火を見ると、毎年感動して涙がでる」という今井さん。ジュエリーのデザインに携われたことを「嬉しく思っている」と語った。
長岡花火への想いを強く持つ今井美穂さん
地元宝石販売店による長岡花火とのコラボレーション、そして地元タレントのデザイナー起用は、全国的に見ても初めての試み。ジュエリーを購入することで、自分たちが楽しむだけでなく、次世代への花火大会継続にも貢献できる。メーカーにとっても、購入者にとっても、地元長岡にとっても、喜ばしい「三方よし」のビジネスモデルは、業界のみならず、今後あらゆる分野で、注目を受けることは間違いない。
100部限定販売の先行予約は8月2日朝10時から、同社ホームページもしくは電話から直接できる。売り上げの一部は、長岡花火財団に支払われ、長岡花火大会を継続するための資金に使われる。
(文・写真 湯本泰隆)